ご訪問ありがとうございます🍀
アメブロの片隅まで
訪問してくださる方に
少しでも参考になればと
思いましたので
私が新型コロナウイルスの
ワクチン接種を受けた時のことを
書いておこうと思います
副反応に関しては
個人差があることなので
参考程度に
読んでいただければと思います
2月の中旬から
国立の医療機関に勤務する
医療従事者への先行接種が開始され
そのワクチン接種の副反応のデータが
厚労省のサイトで発表されています
それによると
やはり1回目より2回目のほうが
副反応が出やすく
私が該当する50代女性の
2回目接種後は
発熱(37.5℃以上) 約35%
全身倦怠感 約70%
頭痛 約60%
の割合で各副反応が起きたと
なっています
これを見ると
倦怠感と頭痛はありそうだなぁ
でも熱はでないかも・・・
こんな印象を受けますよね
私の1回目の接種は4月中旬
病院内で職員に行う
ワクチン接種の初日でした
まずは試験的に
ファイザー社のワクチン
2バイアル分にあたる
12人の接種をしてみて
今後行う予定の
院内のワクチン接種の体制づくりの為
受付、問診、接種、経過観察など
人の流れを確認することと
副反応の程度を確かめる
そんな意味合いもありました
何をするにも
遠くから出される情報より
自分たちで実施してみないと
わからないことが多いですからね
厚労省のデータや
先に接種を行なった医療従事者から
接種後に発熱した人がかなりいると
聞いていたので
「原則、接種翌日は休みを取ること」
として
私も1回目と2回目の接種の翌日は
有給休暇を取りました
1回目の接種は午後4時頃
仕事の合間に接種を受けました
接種時の痛みはほとんどなく
インフルエンザ(皮下)の方が痛いな
と思いました
接種部位が腫れることは
ありませんでしたが
その夜の9時頃から
接種したあたりが痛みはじめて
夜中は寝返りする度に
痛みを感じて起きてしまうほどで
翌日は睡眠不足と
左腕の痛みと倦怠感で
ぼーっとしてやる気も起きず
発熱や頭痛はなかったものの
ダラダラとベットの上で
動画を見て過ごしました
接種した左腕を
動かそうとすると痛みが走る
私は利き手になる右腕にも
慢性的な痛みがあり
結果、何かする度に
「痛っ」と声が出るので
家族から
不憫そうな顔で見られました
それでもその次の日には
痛みも倦怠感も薄れて
普通の状態に戻りました
2回目は5月の連休明け
1回目と同じ状況で
午後4時頃に接種しました
接種時の痛みは1回目より
ちょっと痛いかなあと感じる程度で
1回目と同様に
30分間の観察を終えて
そのまま業務に戻りました
接種した腕の痛みも
1回目と変わらずでしたが
一度経験したことなので
接種した左腕を使わないように
気をつけて過ごしました
翌日は休みを取っていましたが
体温も36.4度といつも通りで
買い物ぐらいは行けそうだと思い
午前中に近所のドラックストアーと
スーパーに買い出しに行きました
私は熱が出ないタイプだったのかも
と思いながら買い物をしているうちに
体がだんだんとしんどくなって・・・
お昼近くに家に帰ってきて
体温を測ったら
37.1度に上がっていて
倦怠感と頭痛と悪寒がして・・・
「これはダメだ、副反応だわ」
「35%に入っちゃったか〜」
そう思いながら
休みで家にいた家族に家事を任せて
ベッドに横にならざるを得ない
状態でした
その後、熱が上がりきるまではと
倦怠感や頭痛があってもガマンして
娘たちが子供の頃に使っていた
氷枕を引っ張り出してきて
熱感を冷ましながら
ゴロゴロしていましたが
夕方に38度まで上がったところで
もう限界、となって
アセトアミノフェン系の
解熱鎮痛剤を飲みました
(普段はイブプロフェン系の鎮痛剤を愛用していますが、ワクチンの副反応の発熱にはアセトアミノフェン系が良いと勧められたので予め買っておきました)
↑
(*薬に関しては、基礎疾患などの持病のある方や使用禁止薬剤のある方はかかりつけ医に相談されてから選ばれると良いと思います)
幸い、その一回の服薬で
熱は徐々に下がり
頭痛も和らいで
自分で作ったお粥も食べられて
身体の疲労も手伝ってなのか
その夜は眠ることが出来ました
次の朝には熱も平熱になって
頭痛も消えていましたが
倦怠感と腕の痛みは続いていて
1回目の接種の時より
体調が戻るのに時間がかかりました
十数年ぶりに熱を出したせいか
今までに感じたことのない
何とも言えない倦怠感が残り
これはワクチンのせい?
それとも加齢のせい?
と、少し悩みました
今回私に起きた副反応は
強い方ではなく
一緒に接種を受けた人の中には
39.5度以上の熱が出た人や
倦怠感が3日以上続いた人もいます
発熱や頭痛の他にも
下痢を起こした人もいて・・・
症状には個人差があって
本当に様々でした
若い人や女性の方が
副反応が出やすいような
印象も受けましたが
それも絶対ではなく
男性でも
私と同じような症状が出た人や
若い人でも
全く反応が出ない人もいました
ただ、うちの病院で先行接種した
12人中7人が発熱し
10人足らずの少人数ですが
私がいる部署の全員が
2回目の接種の後発熱した事を考えると
厚労省のデータより多すぎないか?
という疑問が浮かび
またこのワクチンを
年一のペースで
接種することを考えると
またシフトのやりくりが
大変じゃん・・・
( ̄▽︎ ̄;)
と、気が重くなりました
長々と私事を書いてきましたが
ここで私が言いたいことは
ワクチンには
副反応があるから大変ですよ
ということではなく
副反応に当たる確率がゼロでない限り
自分に起きるかもしれない
可能性は「ある」
そう考えておくべき
ということです
「もしも、を想定して準備する」
・ワクチン接種の前の晩は
睡眠を十分にとって体調を整える
・接種日の前日までに
買い出しを済ませる
・接種日の翌日に予定を入れない
・簡単に食べられるものや
飲み物を買っておく
・市販の解熱鎮痛剤を買っておく
・症状が重くて受診する場合のために
かかりつけ医の診察券と保険証を
身近におく
・家族と同じ日に
ワクチン接種を受けない
これが
私がワクチン接種のために
事前に準備したことと
しておいた方がいいと
思ったことです
これから
ワクチン接種を受けようとお考えなら
その際の参考にしていただければと
思います
その時の体調や
個々の体質や年齢によって
とても個人差があることなので
あくまでも参考程度
としてくださいね
それと余談ですが・・・
このワクチンは
肩に近い部分の筋肉に接種するので
簡単に袖をまくれるように
半袖の服を中に着ていくことを
お勧めしておきます
新型コロナワクチンだけでなく
他のワクチンも
接種するかどうかは本人の希望です
医療従事者の中にも
アレルギー体質等の理由で
接種を受けない人もいます
強制ではありません
接種を受けるメリットとデメリット
その双方を天秤にかけて
受けるか受けないか
接種する時期も含めて
接種を受ける本人が
決めることです
私自身、
副反応の可能性はあっても
医療従事者として
感染対策の担当者として
これからも仕事をしていくために
早い段階でのワクチン接種は必要
そう判断して
自ら希望して接種を受けました
私の様子を見ていた家族に
私みたいに寝込むかもしれないけど
ワクチン打ちたい?
と聞いたところ
相方は迷わず打つと答えましたが
娘たちは
出来ればしたくないと言っていました
子宮頸がんワクチン接種後に
発熱した経験のある次女は
ワクチンに対する抵抗感が強いので
余計にそう感じたかもしれません
未成年も接種対象者になって
保護者の同意が求められたり
意思表示が難しい
高齢の方への接種には
ご家族の了承が必要になったり
個人で決める事とはいえ
迷っている方もいらっしゃるのでは
と思います
今回の私の話だけでは
データが少なすぎて
エビデンスとして不十分なので
厚労省や専門家の先生方からの
ワクチン接種の副反応や
対処法についてのリンクを
貼っておきますね
https://www.covid19-yamanaka.com/sp/
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_yuukousei_anzensei.html
自分の健康のこと
家族の健康のこと
ちゃんと考えていかないと
後で困るのは
自分自身ですしね・・・
私の住む地域でも
高齢者への1回目の接種が始まり
勤務する病院でも
かかりつけ医としての
ワクチン接種が始まります
通常業務とワクチン接種
またさらに人手不足が
加速しそうですが
感染対策を緩めずに
やるべきことを
粛々とやる
この姿勢に変わりはありません
加齢に負けず
頑張って
乗り切りたいと思います
(`・ω・´)ハイ!
長々と
読んでくださって
ありがとうございました
皆様が健やかでありますように🍀
あひくま