ご訪問ありがとうございます🍀
日が落ちて
辺りが暗くなる時間が早くなり
虫の声やひんやりとした空気に
秋だな〜と感じていたら
もう冬か?と思うほど
冷たい雨が続いたり
フィギュアスケート界隈も
GPSのアサインが出て
国内の試合も始まって
新規感染者の推移とは
別物の様に報道される
経済を回すための
GO TO のあれやこれや…
季節も世の中も
少しずつ進んでいるのに
私は何も進んで無い…な
そう感じている
引きこもりに慣れてしまった
あひくま です
ご無沙汰しております
(*´︶`*)
気になる事や
想い考えることがあっても
ブログの着地点が見つからず
逡巡しているうちに
かなり時間が経ってしまいました
瞬発力が無いと
継続することも難しいですね
前回のブログをアップした
8月末から今までのこと
夏の終わりからのことを
近況報告と合わせて
生存確認として
書いていこうと思います
連休のあった9月は
「休んだ分だけ働いてね」
と言われているかの様に
連休の前後の週の外来は
一日あたりの来院患者さんが増えて
かなり混雑しました
まあこれはいつもの事ですが
感染対策を行いながらの業務は
より神経と手間と体力を使うので
疲労感がいつもと違って
加齢とも戦っている
おばちゃん技師なので
いつもよりこたえました
( ´_ゝ`)
いつまでなんだ…
と、答えのない疑問が
浮かんで来るばかりで
ちょっと落ち込みました
私の一日は
朝の検温から始まります
加齢のせい?かもしれませんが
前日の疲れが取り切れないのと
もともとの低血圧のせいで
めっちゃ寝起きの悪い私は
朝起きてから行動を起こすまでに
少し時間がかかるので
そのぼーっとしている間に
咳、咽頭痛、倦怠感など
自分の体調をチェックしながら
とりあえず検温をし
発熱が無い事を確認してから
ゆっくりとスイッチを入れて
朝のルーティンを始めます
毎年インフルエンザの流行期には
出勤前の検温をしていましたが
これからはひとつでは足りない
と思った今年の2月に
私専用の体温計を買いました
↓
病院で使い慣れている
メーカーのものをかわずに
"CITIZEN "にした理由は
お察しの通りです
(〃∀〃)ゞ
出勤前に発熱がないことを確かめ
さらに出勤後、
午前の仕事を始める前と
午後の仕事前にも検温
そして
その体温と自分の体調を
職場にある「健康管理表」に
記入しています
この健康観察は
病院の職員全員が毎日行っていて
各所属からその情報が
病院内の感染対策室に集められ
そこで全職員の健康状態を
把握できるようにしています
そしてその情報は
その日の病院の診療状況と合わせて
毎日、厚労省の専用サイトに
報告することになっています
そうして
全国の病院から集められた情報は
新型コロナウィルス感染症医療機関等情報支援システム(G-MIS)上で
公開されています
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00130.html
G-MISとは
診療可能な病院の稼働状況を
広くお知らせすると同時に
病床や医療スタッフの状況
医療機器や医療資材の確保の状況を
一元管理するためのシステムで
緊急事態宣言が出された
4月初めから行われています
私の勤務している病院では
職員の体調を把握するために
出勤前と出勤後と午後の業務前
1日3回の検温と健康チェックをし
休日に県外に出る予定がある場合は
前もって外出届を病院に提出して
帰宅後2週間の健康観察報告書の
提出を必須としています
行動を規制しない代わりに
感染のリスクを自覚して
自身でしっかりと
体調管理をしてもらうためです
職員が院内に
ウイルスを持ち込まないために
それぞれの病院で考えて
院内感染を起こさないための
感染対策を行っていますが
全国の医療従事者は
個人の体調や行動を
病院に管理されて
その病院は稼働状況を
さらに上から
常に管理されている
この状況には
感染対策チームの一員として
職員の健康管理のルールを
決めている立場の私ですら
閉塞感を感じています
そして
ここまで管理しても
院内感染が起きる可能性は
ゼロにはならない
これだけ気をつけていても
目に見えないウイルスを
完全に防ぐことは
不可能と思っています
院内に入れない
水際の対策をするのと同時に
感染者がいても
感染を広げない対策も
しなければなりません
風邪症状の受診者が増えてくる
これからのことを考えると
気が重くなるばかりですが
私の勤務している病院より
もっと厳しい管理下で
仕事をしなければならない人達も
たくさんいて
私達がいつも
院内感染対策の相談をしている
地域の中核病院の
感染管理専従の看護師さんは
クルーズ船からの患者を
受け入れてからずっと
半年以上も
自宅に帰っていないらしいと…
泣き言を言っている場合では
ありませんね
私の職場である
検査室のスタッフに
この対策って
何時までやるんでしょうね?
と、ため息交じりに聞かれても
ずっと、かもね!
と、自分に言い聞かせながら
答える
そんな毎日です
そんな閉塞感の中で
仕事をしていて
最近になって
気付いたことがあります
医療に携わる人達が
「従事者」
と呼ばれるのは何故か
その理由に…
"医療従事者"と言う言葉
その言葉が持つ意味
医療に携わる者は
"従う者"
"命に従う者"
"命を護るために"
"従い続ける者"
"全ては命のため"
だから私達は
「従事者」なんだ
命に従うことを
自ら
職業として選んだのだと…
そう気付いて
納得しました
医療従事者が護るのは
病気や怪我で
失われるかもしれない命
でも
それ以外にも
経済が止まる事で
失われるかもしれない命もある
未来が見えなくなって
失われてしまう命も…
だからこそ
経済を回す事で
護れる命があって
安らぎや希望を届ける事で
護れる命もある
9月はプライベートでも
気にかかることがあったせいか
4月にNHKの報道番組で
クラスター対策班の押谷先生が
仰っていた言葉を
思い出していました
緊急事態宣言が続けば
若い人達が希望を持てなくなって
高齢者が社会から隔離される
そんな
世の中になってしまう
その通りと実感する
出来事が周りで起きる度に
そうならないために
気持ちを緩めてはいけない
護り続けなくてはいけない
と思います
あの時と同じ状況に
戻ってしまわないために
少しずつ進もうとする
ひと達のために
未来を作ってくれる
ひと達のために
私達は
例え先に進めていなくても
しっかりとこの場で
踏み止まれるように
この先もずっと護り続ける
これが私の
"仕事"なんだと…
当たり前のことを
忘れてしまいがちなのは
加齢のせい…
ですかね w
娘達がしっかりと歩き出すまで
私も仕事を辞める訳には
行きませんし
うちの職場の若者達の
モチベを下げないためにも
私が私の役目を果たさないと!
経験を積んできた
おばちゃんだからこそ
折れる訳にはいかない
逃げ出す訳にもいかない
迷わずに
従い続ける者でいます!
(`・ω・´)ハイ!
季節が変わって
日一日と
冬に向かっていますが
フィギュアスケートの試合を
楽しみにする余裕のない
今の私には
フィギュアの記事は書けないし
医療の事を書くと
暗い言葉ばかりになってしまって
ブログを読んでくださる方に
不安を与えることになってしまう
そう思って
気持ちが浮上するまではと
ブログを遠ざけていましたが
これ以上沈み込まずに
前を向くために
半年前の決心と
桜咲く日に思ったことを
この秋の日に
改めて記事にしました
久しぶりのブログなのに
楽しい話が出来なくて
すみません
季節が冬に向かっていく
これからが本番
これからが正念場
医療は最後の砦と
肝に銘じて
GO TO に参加出来ない私は
護りに徹しますね!
(`・ω・´)ハイ!
長いつぶやきに
お付き合いくださって
ありがとうございました
みなさまが
健やかでありますように
笑顔で過ごせますように
(*´︶`*)
あひくま 🍀