生炒蛇肉 400元
店頭の蛇は撮影禁止だったので蛇写真はなしで~す。
蛇の横にラットに似ているネズミがたくさんいて、「これは?」って聞いたら、「蛇のエサ」って・・・
席について、オススメの蛇肉スープセットと、蛇肉炒めを注文。
蛇肉湯套餐 250元
これ、蛇の血なんですよ。
最初に蛇の血と4種類の液体、サプリメントのようなものが運ばれてきて、飲み方を教えてもらいました。
まず、血を半分飲んで、そこに蛇鞭を注ぎ、また半分の飲む。
上の写真は蛇鞭を注いだものの色。
血はもう少し濃い、濁った赤色でした。
蛇の毒は白く濁ってた。
この毒入りも半分飲んで・・・
今度は高麗人参(茶色っぽい液)を注ぐ
これも半分飲んだら、
今度は漢方薬のようなもの(透明の液)を注ぎ、
蛇肝油(サプリメントのようなもの)と一緒に飲みます
私は、この全部の液が混ざったやつだけ飲んでみました。
(他のは飲む勇気がなかったんじゃなくて、先に飲まれてしまったのだ。)
味は・・・まさに「漢方の味」
血の味はね、りんごか何かで割ってあって、飲みやすい味だそうです。(と、パートナー君が言っていた。)
そして、やっとスープをいただきます。
これは、もう蛇のエキスがスープに出ちゃってるから、蛇自体に味はないのです。
うまみの抜けた、鶏胸肉のような感じ。
スープ自体はほんのちょっぴり生臭いような・・・でもほとんどクセはなかったです。
生炒蛇肉(蛇肉炒め)の方は、地鶏をもっと弾力ある肉にしたような食感
味にクセもない。
でも、全体の味がスパイシーだったので、本当はクセのある味なのかも、と思いました。
◎こちらのサイトに詳しく載ってましたよ→金代山産藥膳坊
■金代山産藥膳坊
台北市華西街48號
TEL:(02)2302-1247
蛇を堪能したあとは、一先ずホテルにチェックイン。
部屋にプールがある
今日だけここに宿泊。
すごく広い部屋で、ジャグジーもプールもあった。
荷物を置いて、すぐに移動。
目的地は・・・
本日のメイン
台湾素食料理
ここのお店は高級店で、この日はなんと結婚披露宴をしてました
ショップカードの「ン」と「ソ」が間違ってる(笑)
これ、どこの国でもよく見かける間違い。
確かに見た目は似てる文字だけどね・・・。
素食料理は簡単に言うとベジタリアン料理です。
台湾ではもともと宗教的な理由からこの素食料理はとても身近な料理なんです。
その特徴は、何といっても「モドキ料理」であること。
そして、日本の精進料理と違い、見た目も華やかで味も大満足できるんですよ。
それから、ベジタリアン料理なので肉・魚を使わないことは常識ですが、五葷(ごくん)も使わないのが素食料理です。
五葷とは、東洋的な考えで私たちの臓器に負担をかける(といわれている)野菜のことで、『ねぎ・にんにく・にら・らっきょう・あさつき』がそれにあたります。
まずは前菜から。
本来は小魚が入っているそう
にんにくが入っていないキムチ
酸味がある、まろやかキムチ。
生菜鴿鬆
レタスに包んで食べます。
猴菇茄子煲
肉っぽく見えるのはキノコ
見た目だけじゃなくて、食感も肉っぽい。
紫菜豆腦
モチモチしてて美味しかった
魚翅餃
ほんとにフカヒレが入ってるみたいなの
糖醋排骨
肉に見えるのは、なんと揚げパンなのだ
食感も酢豚を食べてるみたい
什錦拼盤
手前のレバーっぽく見えるのはキノコだった
ハムっぽいのもハムじゃない!
豆腐かキノコで作ったと思うんだけど・・・
わからない!!(くらい完成度が高い!)
鰻魚手卷
これはスゴイ
見た目も味もウナギそのもの
他にもたくさん食べた
もうお腹いっぱい~なのに、ぜんっぜん胃にもたれない素食料理
日本にも素食料理のお店があるのですが、ここまで完成度の高いお店にはなかなか出会えません。
今回の旅行で最も楽しみにしていた台湾素食料理を1日目から堪能しました。
■仁和齊 HPはコチラ(http://www.renher.com.tw/)
◎台湾2日目へ続く