iPhoneゲーム「BICSMALLEN ~ビックスモールン~」開発記 | スマホアプリ開発記

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スマホアプリやサービス作りで感じたことを書いています。

当社発、そして当社初のゲームをケイダッシュステージ (所属事務所)さんと共同でリリースしました!

ケイダッシュステージ公式サイト

題材はアクロバティックな芸をお持ちのビックスモールンさんで、アプリタイトルもそのまま使用しました。

中村智武のCTO記

春に企画を始め、撮影、デザイン、開発とコツコツと進めていき、そしてついに日の目を浴びることになりました。
感涙です。

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■企画


まずは、本アプリのコンセプトから。

・ビックスモールンのおっきなゴンさんとちっさなチロさんが登場
中村智武のCTO記

以上!

このようなお題を与えられ、企画を練りました。

そして最終的に以下のような企画にしました。

・横スクロールアクションで、二人のキャラを同時に操作
・大小というコンセプトを取り入れ、大小のバーを続けてくぐっていく
・小さいキャラは大小のバーをくぐれるが、大きいキャラは小さいバーでは転んでしまう
・ビックスモールンの最大の特長である「ボディアート」を取り入れる
・二人が同じラインに立っているときにお馴染み「なりたいな」を始める
・なりたいなの状態でアイテムを取ると、そのアイテムに応じたボディアートを演出

文字で書くと、ややこしいですかね。

企画の段階で新しいと思ったのは、二人のキャラを同時に操作していくこと。
通常、アクションゲームであれば、一人のみを操作するわけですが、これを二人操作させるというのは新鮮なのではないだろうか、と。

しかし、実際に作り始めてみると、二人を操作するというのは思った以上に難しい。
始めは直感的に、キャラをタップし、別のラインへとスライドさせて動かすような仕様を考えていました。
しかし、これでは、素早い操作ができないんですね。
それに、二人が密着した状態だと、誤操作が多くなり、イライラする。

やはり二人操作というのは難しいか?

悩んだ末に、ひらめいたのは次の操作方法です。

・iPhoneの画面の右半分と左半分でそれぞれのキャラを操作
・左のどこをタップしても、チロがタップされたラインへ移動
・右のどころタップしても、ゴンがタップされたラインへ移動

中村智武のCTO記

これは、従来のゲーム機のコントローラにはない、iPhoneならではの操作感でした。
実際、慣れてくると非常に快適で、しかも素早い操作が可能になるため、極めるほどに楽しくなってきます。

しかし、キャラが右にいるのに、左をタップしないといけない、というのは残念ながら直感的ではないんですね。
知り合いに初めてやってもらっても、必ずここで躓いてしまう。

プレステの本格戦争ゲームだとかサッカーだとか、めちゃくちゃ操作難しいですよね。どのボタンで何のアクションとか全部覚えないといけない。でも、家庭ゲーム機のゲームは高いお金を払っているので、操作を覚えようと必死になってもらえるけど、高々数百円のゲームは操作覚えるくらいなら他のゲームをやろうと思われてしまう。

iPhoneゲームというのは、掴みの段階で楽しんでもらわないといけない。
でないと、二度とやってもらえない。

操作方法を選択できるようにするのも考えられますが、これはこれでややこしくなって多分新規ユーザーはそこまでやってくれない。

今でも、どうするべきか試行錯誤しています。
幸いiPhoneゲームはアプリをアップデートさせる仕組みが充実しているため、アイディアがあればアップデートでよりよいゲームにしていきたいと思います。

■撮影


企画の段階で、アニメ絵ではなく、リアルな絵を使おうと決めました。

ビックスモールンさんの醍醐味は何と言っても、アクロバティックなボディアート芸。
そして、これは漫才と違って世界に通用します。
なぜなら、言葉を使わないから。

撮影について早速事務所さんに掛け合ったところ、快諾いただきました!

撮影も1時間半を予定していたところ、倍以上の3時間かけていただきました。
ネタも15個の撮影を予定していたのですが、30個以上もやっていただきました。

3時間もぶっ通しでアクロバティックな芸をやられる体力がハンパない!

中村智武のCTO記 中村智武のCTO記
中村智武のCTO記


帰りには、ゴンさんに世界に通用する芸をやりたいという熱い思いを語っていただきました。
これは、正に世界で流通するiPhoneと土壌がマッチしています。

その思いを託され、開発にも気合が入りました。


さて、なぜ撮影に臨んだのかというと、、、ゲーム中、アイテムを「なりたいな」の状態で取ると、そのアイテムにちなんだボディアートを披露します。
このシーンを実写のアニメーションで実現しています。

中村智武のCTO記

そして、ボディアート表示後に高得点が得られるという仕組みです。
ただ、ゲーム中アイテムは頻繁に登場しますので、何度も同じボディアートが表示されてはゲームのテンポが悪くなります。
そのため、タップすることで表示をキャンセルし、その後はキャンセルしたボディアートはゲーム中表示されないようにしました。

このようにして生まれたiPhone用ゲーム「BICSMALLEN ~ビックスモールン~」。
間違いなく、はまっていただける内容になっている自負があります。

中村智武のCTO記

レベルが上がるほど、得点がみるみる跳ね上がっていくので爽快です!

ダウンロードは無料ですので、是非落としていただき体験してください!

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