月命日に合わせ本日いつもの仕事の合間に墓参りに行って来ました。
当日の母の日はいつも3人の母達へ花を渡しに行きます。
義母
隣のお母さん
親友母
親友の母は毎年渡しに行くととても遠慮をします。
今年も同様でした。
でも今年は私にとっては思いがありました。
とにかく明るく元気でいてくださいって思いがいつも以上にありました。
「もう貰ってくれる人がいなくなったからさ。受け取ってよ」
そんな言葉から親父が2月に亡くなったことを話し親友母も和みしばらく話して来ました。
親友母は息子とご飯を食べることをとても喜んで話してくれました。
「こないだ駅で待ち合わせして私を見つけてくれたら肩を組んで歩いてくれて私を案内してね。嬉しかったよ」
「ビールを3杯のんだのよ。美味しいかった〜」
本当嬉しそうに話してくれました。
週一で実家掃除に行ってますがご近所の方に会うたびに新しい話をしてくれます。
生前に月に数回ですが親父を呼んで飯に誘っていました。そのことをご近所に良く話していたそうです。
「お父さん 嬉しいそうだったよ」
私は親父に対しては同性として見ていたので厳しかったと思います。
特に退職後は人様に迷惑を掛けてきた人ですからね。
事件を起こした時には、男してどないねん!なんて感情があり言い聞かせてましたね。
でも人は変わりません。変えようとしてはダメですね。
親父を呼んだ会食時は嫌なことは話しませんでした。せっかく来てくれていつも1人飯の親父なので楽しい時間を過ごして欲しかったので。
そのくらいしかできませんでしたね。
親父の葬儀の時、従兄弟なんて自分の母親の手を取りゆっくり合わせて歩いてあげてました。
その姿をみて「俺 優しくなかったなぁ」なんて痛感しました。
なる様になるのだし今は自分の方が色々な面で力はあるのだから許して優しく呼びかけてなったならなったで処理すれば良いのだと、
今はそう思えます。
生きてると色々あります。
イラつくこともあります。
上手く行くことなんてそうはないです。
でも、亡くなる間際の親父のヨチヨチ歩く姿を思い出します。
その姿だけで糧になります。