贅沢出来てるなぁ、
オペラまで観る余裕が出てきた。
“ アマデウス”は皆様、ご覧になった事があるだろうか、
モーツァルトを主題にした傑作で、何度見た事か。
特に仕事の上で'神に愛された天才を
同じ作曲家サリエリが、
即ち中途半端にその才能を見極める能力のある凡人が、眺める嫉妬する痛々しい視線はどうだ。
その大天才モーツァルトがモノした
“ 稀代の女たらし”オペラ、
それがドン・ジョバンニだ。
何しろヤリ逃げの天才で、情を交わした女を
全て召使いが、記帳して記録してるんやぞ、
本命は若い女でオバハンも手をつけるが
数合わすだけらしい。
一回やったらポイ、である
でも” 世界中の女に俺の愛を振りまきたい”
って言うんだぜ。
まぁ、最終的に彼は地獄落ちするんだけどね。
フェミニストが聞いたら発狂しそうな内容。
今猫町読書会でも、源氏物語を
やってるが、
https://nekomachi-club.com/events/192d08e35dfb
これも稀代の読書家スケザネ氏の解説が入って
めちゃくちゃ面白い。
とにかくあちこちの女に手を出す
光源氏は 女性陣に受けないんだなぁ。
最低男呼ばわりされているが、ドンジョバンニに
比べりゃマシである。
何より、源氏は一旦手を出したら、身分の高い女には
どんなにブスで頭悪くても最後まで生活の
面倒みている。
“ こんな気の利かない上、不細工なオンナ、
俺が面倒見ないと、他の男は無理やろう
…” 神である。
現代人の感性で古典を断罪するのは自分らの
心が狭量かつ想像力の翼が生えてないのを
さらすだけなんで、ワタクシ感心しない。
まずは、受け止めてじっくり当時の事情を
考えた方がいいんじゃないか。
頭の体操や。
本読んで語れる友と、旨い酒アテあれば
ワタクシは幸せだ。
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