3/19は
お芝居を久しぶりに観に行った。
市川猿之助は
“ 鎌倉殿の13人"で
怪僧文覚上人を演じて上手い役者や。
猿之助がスーパーバイザーを演じているならば。
おまけにワタクシが密かに好きで
ヒマな時にしみじみと鑑賞するディズニーアニメ、
“ノートルダムの鐘”
が下敷きになっているならば。
と、観に行ったんだが。
脚本、演出とも クソ過ぎて
これ以上グダグダの芝居を観る事が出来ず、
休憩が入ったのを幸いに途中退出した。
まだ、高校生とかの学芸祭位でやるなら
しゃあないなぁ、で済むけど
" 猿之助ブランド”で観に行った客に
あの脚本では失礼なんではなかろうか。
しかも中途半端に”ノートルダムの鐘”の
プロットを入れてしまって原作レイプに近い。
劇団四季とディズニーに謝って欲しい。
しかし、歌舞伎の世界も大変なんやろ、
こんだけ若い役者がいるのかと。
きょうび、歌舞伎は上演する機会も少ないだろうかから
市川ナニガシと称する若い人達に
猿之助は仕事を振らなきゃ仕方ないんだろうなぁ、
歌舞伎役者とはいえ、現代劇もこなさないと
テレビドラマもお呼びがかからないだろう。
生猿之助が見れたとはいえ、
あんまりあんまりな脚本だし、観客は身内が
多いのか、酷評もネット上には出てない。
が、コレでイケてるなんて
この脚本家、および役者達に
思われるのも嫌なので、
不平を垂れ流しておく。
退屈で演出がアマアマ過ぎて
なんか、親と一緒にポルノ映画観ている気分
になってワタクシいたたまれませんでした。
新作現代劇って要注意やな。
もう自腹では見ない。
一時期 娘がアマチュア役者をやっていて
オリジナル脚本の芝居を観る事があったが、
何故か どの芝居も
“ 世界最終戦争”だの
“ なんか知らんけど異世界の戦時中"
みたいな話が多くてコレまた、結構辛かった。
今時ナマヌル日本の若い人が
戦争ゆうても、更に薄っぺらになるだけやろ。
多分、自分達の現実から"逃避"してるんやろうなぁ、
やはり、古典劇が無難と思った。
今年1月に見たんだが、
佐々木蔵之介のこの芝居は素晴らしかった。
今の日本でも通じるものがある、
ご覧なさいませ!
オカネをしこたま抱いて
墓場に向かう爺さんが、
日本の一部上級国民高齢者を想起させて
ジワジワしました。
傑作は懐が深い。
再度言う。
市川猿之助スーパーバイズするトコロの
“ 涙ドロップ” なる芝居は再演される事は
ないだろうけど、再演されてもお金払っていく
お芝居ではないと思われ。以上!
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