前回のブログがバカアタリやなぁ。

 

コレから非医者でフォロワー数めちゃくちゃ多い

ブロガーが明らかに医学的にアマイ事言ってたら、

エビデンス棒でブッ叩いて、ダッシュで逃げると

更に伸びるのではないかと、

黒い算段をするワタクシである。

 

まぁ、医者でも専門外の事延々書いている

お人もいるけどな。

本業、ヒマなんやろか。

 

日常に戻ろう…

お連れさんに誘われて、

横尾忠則現代美術館見学に。

 

 

 

横尾忠則はシルクスクリーンコラージュの

画風が、なんかギスギスして嫌いだったんだ。

旭日旗を思わせる放射線線状なモチーフが

斬新と言えば斬新。

いっぺんみたら忘れられない。

でも品はない。

 

 

スタンダードな油絵も多数描いていて、

連作していくウチに

まるで連想ゲームみたいにモチーフが

変わるのだ。

 

館内では美術館に珍しく

バックミュージックがかかっていてイイ感じ。

 

寒山拾得とは、きったないボンさん二人のキャラで

中国の南画なんかによく出てくる素材だ。

鴎外龍之介、共にこのキャラで小品を書いている。

へらへら笑い、時に哄笑無我無知で

権威世俗を鼻であしらう

中国版ホームレスのオヤジだな。

でも、コレが普賢菩薩文殊菩薩の化身らしい。

 

 

横尾忠則が料理すると、

持ってた巻物はトイレットペーパーに

箒は電気掃除機にメタモルフォーゼする

 

 

 

トイレットペーパーから更に

便所の連想に、ベタな分かりやすい写しや。

 

 

そして分解されていく…

その辺がマンマすぎて、ゲルハルトリヒターを

一度鑑賞した目からは幼稚だと思う…

強い論理性がないのだ。

色もキレイで面白いけど卑俗だ。

なんか違う。

 

なぜに横尾氏が、この古典題を選んだかわからないが、

オノレだけの発想に煮詰まったら

東洋系の芸術家は東洋そのものの故事来歴に

逃げ込む事ができてラクできる、とはわかった。

横尾画伯、老いたり。

グローバルに評価される時代なので

西欧系のキュレーター達は

禅とかオリエンタルな思想に

何か憧憬がありそうだ。

そこに彼らなりの遠慮が出る。

バンバンたたく方向にいかんやろ。

 

伝統とはやはり有り難いモンやと思う。

 

横尾画伯に絡む本はイマイチだったので

Pickしない。代わりに

時々、このサイトからホテル、レストランは

予約してお泊り、美術館に行っている事が多い、

お寺遊び、美術館巡りはオトナの娯楽です。

お楽しみなさいませ!

 

 

 

 

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