このPicoway の1064真皮層に効くモードは
かなり面白い。
この1064と言うのは
コレが真皮層まで深く入る波長である
初めてPicoway 1064を
手の甲の皮膚に照射した時、
直後あてた部分がスッと
白くなってそこからジワジワと赤みがにじんで
きた時の感覚が忘れられない。
この現象はなぜ起こるかと言うと
コレまた 顕微鏡の写真から読み解けた。
真皮層に亀裂を生じさせる。
黄色い丸の部分だ。
だから、一旦は肉眼上白く見え、そこから
軽く炎症が起き出すと赤くなるんだろう。
この断裂部分を
コラーゲンで埋めるように持っていけば
かなりハリツヤが出てくる可能性がある。
で。実際 このとおり、24時間後、
真皮の断裂部にリンパ球が集まり
軽い炎症が起きている、
この部分に新しいコラーゲンやエラスチンか
入り込んでいくんだ。
当院のECO2 も真皮層に穴を開けて
コラーゲン造成させるタイプだが、
表皮のダメージもハンパない。
トラブル出やすいので70歳超えたら
まず勧めない、
手やカラダもECO2は赤みが引かず
難しい、
それがPicoway は真皮のみの変化なんで
カラダの皮膚にもやりやすいだろうと
思っている
今考えているのは手の若返りだ。
多分、いつかブログに載せようと思う
このPicoway より柔らか1064レーザーとなると、
古典的なのはジェネシスと言うレーザーで
この波長で照射時間が長くゆっくりと
真皮層をあっためてコラーゲン造成を図る。
痛みもなくラクなレーザーで
コアなファンがいる。
このジェネシス、
ハリ感こじわニキビ跡たるみよろず効くと言われるが
ジェネシスで納得するたるみなんて、
30台前半までだとワタクシ思う。
皮膚の軽い活性化に使えるけど
きょうびの人達の若返り願望には
まず無理、たいがい、全顔で2000から3000ショット
打つのでクリニックの全顔値段と何ショット打つか
聞いて グラムナンボやないけどショットおいくらか
計算して安いとこでやっとくくらいで
ちょうどだと思う。
それくらい医師看護師の力量が関係ない
レーザーだからだ。
でもやれるならやっといた方がいい。
当院でも、クラリティのヤグモードが
ジェネシス相当で、必要な方には
コース内でオススメしている。
と言うのは 化粧品では真皮層直接の作用は
難しいからだ。エンビロンでも真皮に対しては
間接的だ。
この真皮層をちゃんとあやさないと
皮膚の凸凹は治らない。コレがコスメの限界だ。
話は戻る、
表皮を壊す事なく真皮を入れ替えできる
1064Resolve ( フラクセルモード)、
真皮層を断裂するため、
軽い内出血の様な小さな点々はできるが
4.5日で消える。
魅力的な機械だとワタクシ思う。
Picoway は明らかに
ジェネシス以上
ECO2 未満。
この1064と前回お話しした
532のモードのコンビネーションセットで
現在、お試し 30000円なり。
もちろん、シミも数カ所はとる。
シワの多いところは1064で
シツコク照射する。
ありえる合併症は
小さな点状出血、
照射部の2,3日後くらいの痒み
シミの残存。
エンビロンレベル2くらいに
使用して問題ないのが条件。
…しばらく、
別な分野のブログも書かせてください
その後、
実際のコンビネーション症例写真お出しします…
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