実は 

若冲と和ろうそくの 企画があまりに 良すぎて、
また、寒い中行っちまったんだ、
無鄰菴。今度は和ろうそくの下で
岡山の大名家、池田家に伝わる屏風絵を
和ろうそくの元で見よう、
 
それも。お隣の有名割烹、"瓢亭" のご飯付き
 
これ、いわば江戸時代の超セレブのイベントじゃない? 明治初期位でも田舎の人は" ろうそく"の
存在を知らなくて、
たまたま入手したのを食べ物と思って
鍋に入れて溶かしてしまったなんて話を
この前のろうそくレクチャーで聞いた。
 
そのろうそくの元。京都洛中洛外図、
いわば、京都観光案内図、有名スポット
全て見せますマップを ろうそくの明かりの
元に見る、多分京都って今以上に憧れの
ミヤコだったんだ。
この屏風絵は レプリカだけど、
まずは 蛍光灯の元で。
そして 和ろうそくの灯で
 

動画がキレイだよね。
 
ただ! この18時30分
連休最後のターンはたった2人しか、
客がいず、差し向かいで
瓢亭のご飯を頂く事に。
 
年齢ほぼ一緒くらいのご婦人、
 
「 美術が好きなんですかね、」
「 まぁ、そうですねえ、
     京都は近代美術館くらいしか行かなくて、
    ここは初めてなんです。」
ああ、美術好きな人だ、話あう。
まるでサバンナで 
同種の動物とあったような緊張感。
 
「 な、何がお好みで。」
「 現代美術を少々」
相手さん
 
「 ワタクシ、日本美術を少々」
ワタクシ、
 
お見合いかい!
 
「 現代美術以外も
     知っとかないと、と思いまして
     この前もフェルメールを知らないと
     バカにされて…」
「 天王寺に来てるじゃないですか」
 
「  お飲み物、何になさいますか…」と仲居さん、
 
「 熱燗 」
❗️❗️❗️
 
二人してハモる、
で、瓢亭のご飯アテに
手酌でグイグイいき出す。
ええ感じや。
ウンまい❤️
 
お互いの90過ぎの母親の話も似ていて。
母親の呪縛のあるタイプや。
 
また、時間が出来たら会いたいなぁ、
とおもった。
 
… ただ、ベタベタと接近する付き合いは
ワタクシ、苦手や、
芸術に感動する時って
すごい個別で 同じように感動してても
多分違う境地にいる。
 
でしゃばりはアカン。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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