なんか、五七五調になってるな。

このタイトル。
 
皮脂で表面を覆われた下は
角層がある。
 
角質細胞と言われる薄っぺらな
ポテチみたいな細胞とその間を埋めるセラミドや
脂肪酸なんかのアブラ系で占められた
モルタル構造といわれる
こんな構造になっている。
 
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よく出てくる図だよね。
 
 
だけど
正確には細胞間脂質、こんな無構造じゃない。
このカンタンに、
水滴が💧着いているところはね、
こんなんやで。
 
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ご覧よ、コレ。
 細胞間脂質を電子顕微鏡で見ている。
 
セラミドってただのアブラじゃなくて、
水とも仲良しアブラとも仲良しできる
界面活性剤( 石鹸みたいなもの )で
まるでサンドイッチみたいに水の層アブラの層、
N極S極引き合うみたいに
積み重ねる形に自然と作られていくんだよね。
 
みんなレンガの間に漆喰がつまっているような
こんな無構造なものを考えているけど
そうじゃない。
私達の体は
垢になって剥がれ落ちるギリギリまで、
生命らしい秩序を持っているんや。
 
だから、セラミドを何の考えも無しに
肌の上から塗っても、
こんな風にキレイに整列してくれるんだろうか?
確かに セラミド塗ると保湿力が高まる文献はある。教科書にも乗っている。
 
でも、保湿剤中のバラバラのセラミドが
わざわざ入って、
こんな密に整列するとは考えられないんだ。
だから、この数年、ワタクシ自身は
まず皮脂から、と言う考え方になっていた。
 
で。
細胞間脂質の中の水の層に
水と仲良しヒアルロン酸を
エレクトロポレーションで
入れて
クリームでフタすりゃ
いいんじゃない?

と言う訳で、乾燥が目立つ皮膚に対して
セラミドを混ぜたヒアルロン酸液を
エレクトロポレーションで
導入する、という事を施術。
 
すると、
 
おお。
コレが施術前
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そして後。
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80近い人の皮膚でも独特のポニョンとした
みずみずしい肌に変わる。
 
しばらく、シミとはなんぞいやと
ブチブチ考えてて、
こっち方面、
アピールするのをすっかり忘れてだけど
 
コレは 冬場の乾燥対策に使えるなぁ、
とやっと納得して
 
夏の紫外線対策と並んで
ラブラブ冬の乾燥対策セットラブラブ
作って提示致します。
 
 
多分、これから毎年出てくるよ。
マイナーチェンジしながらね。
夏冷やし中華と
冬鍋焼きうどんだな。
 
しかし!
まだまだ、セラミドに関してはまだまだ
言いたい事がワタクシありますねん、
 
業者の言ったママの販促ブログなんて
書かないわよ。
 
 
待て!次回!
( 多分、全然違う酒ブログと文学ブログがはさまるけど。)
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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