おはようございます。

昨日は満月の日のオリジナル特別スプレッド<月の導き(大アルカナ編)>で、現状の大きなテーマをご紹介しました。

 

「大きなテーマは分かったけれど、で、結局どうしたらいいの?」
と思われた方もいるかもしれません。

 

ご安心ください。


引き続き小アルカナで、“具体的な行動指針”を読み解きました。
(お届けが遅くなりすみません。)

 

行動指針の前に、昨日の大きなテーマを再確認したい方は、こちらをご覧ください。

 

 

では、大アルカナが示した大きなテーマと一緒に、“具体的な行動指針”を見ていきましょう。

 

タロットリーディングオリジナル特別スプレッド<月の導き>展開写真

① 現状/今必要な視点・気づき

大アルカナ:【戦車】
小アルカナ:【ワンドのエース 逆位置】

👉 戦車=「進む力」、ワンドのエース逆位置=「情熱の空回り・衝動的な始まり」。

→ 無理に走り出すよりも、意志の手綱を握り、衝動に流されないことが大切です。

➡ 「勢い」より「意志のコントロール」

② 原因・障害

大アルカナ:【太陽 正位置】
小アルカナ:【ペンタクルのエース】
👉 太陽=“明るい結果への執着”・ペンタクルエース=“新しい始まり・チャンスの種”
→ すぐに成果を求めすぎて、芽吹いたばかりの種を急かしてしまう恐れ。
➡ 『芽はすぐに大木にはならない』。種を守り育てる姿勢が必要。

 

③ 光の側面(内なる希望や導き)

大アルカナ:【節制】
小アルカナ:【ソードの5逆位置】
👉 節制=“調和とバランス”・ソードの5逆=“争いの収束・和解・しがらみの解放”
→ 希望は「対立を手放し、歩み寄ること」。極端に勝ち負けを求めるのではなく、互いの歩幅を合わせる姿勢が導きになる。
➡ 「勝ちにこだわらない柔軟さ」が未来の光を呼び込む。

 

④ 影の側面(潜在的な不安や恐れ)

大アルカナ:【星 逆位置】
小アルカナ:【ソードのペイジ】

👉 星 逆位置=「未来の希望が見えにくい不安」。
ソードのペイジ=「好奇心はあるが、経験・情報不足で不安定」。

→ 「やってみたいけど本当に大丈夫?」という揺らぎが影に。
学びたい・挑戦したい心は健全です。まずは情報を集め、小さな一歩を重ねましょう。

➡ 経験不足を責めず、“不安を学びの推進力”に。

 

⑤ アドバイス・結果

大アルカナ:【死神 逆位置】
小アルカナ:【ペンタクルの8】
👉 死神逆=「終わらせきれないもの・過去への未練」、ペンタクル8=「日々の努力・学び・練習」。
→ 本当に必要なものを残すためには、惰性で続けていることを整理し、日々の小さな努力に集中すること。
➡ 「手放す+基礎を積み重ねる」ことが再生のカギ。

 

 

皆既月食スプレッドに小アルカナを重ねたことで、次の指針が見えてきました。

  1. 勢いよりも意志を!
    衝動に流されず、意志を手綱として握る(戦車+ワンドエース逆)
  2. 種を急がず育てよ!
    芽吹いたばかりのチャンスを焦らず育てる(太陽+ペンタクルエース)
  3. 勝ちより調和を!
    勝ち負けより調和を優先し、しがらみを手放す(節制+ソード5逆)
  4. 経験不足は推進力!
    経験不足からの不安は当然。学びながら進めば良い(星逆+ソードペイジ)
  5. 手放し+積み重ね!
    惰性を整理し、コツコツ積み重ねる努力に集中する(死神逆+ペンタクル8)
 
皆既月食の〈月の導き〉は、
「揺れる心を受け入れつつ、手放しと積み重ねを繰り返す」ことを強調しています。

不安や迷いを“止まる理由”にせず、“学びながら整える時間”へ。
その小さな継続が、次の満ちていく光へつながります。