今朝のブログで、【今週の1枚】は『死神』とご紹介させていただきました。


『死神』は、再生やリセット、古いものの終わりを意味するカードです。

 

でも──
 再生やリセットと言われても、「死神でしょ…」と
少し不安な気持ちのまま過ごされた方がいらっしゃったら、すみません。

 

きっと不安に思われた方は、
黒いフード付きのマントを羽織り、大きなカマを持った
いわゆる「人の死をもたらす存在」としての死神を思い浮かべたのではないでしょうか。

黒いフード付きのマントを羽織って大きなカマを持った  いわゆる人を死をもたらす『死神』

 

でも、タロットカードの『13:死神(DEATH)』は実はこんなにカラフル。

 

凛々しい白馬にまたがり、黒い甲冑に赤い羽根飾りをつけて、
その顔(?)は黄金色に輝いています。
 

なんだかとてもかっこいい死神なんです。

タロットカード『13:死神(DEATH)』

ねっ。かっこいいでしょ。

 

では、この凛々しい死神が私たちにどんなメッセージを送ってくれているのでしょうか。

 

13:死神(DEATH)』は、終わりと始まり、変化と再生を象徴するカード。
それは恐怖や喪失を示すものではなく、
あなたに変化の必要性を伝え、新たな未来への扉を開くためのメッセージ。

 

変化は時に痛みを伴いますが、その先にこそ、あなたが求めるものが待っています。

 

変化を恐れずに受け入れ、
過去への執着をそっと手放す勇気を持つことで、
あなたは新しい自分に出会い、より豊かな人生を送ることができるでしょう。

 

 

実は、私の今年のイヤーカードも『13:死神(DEATH)』でした。


また、新しい事業や今の仕事に悩んだ時など、
ことあるごとにこのカードがよく出てきました。

 

心の奥では「過去のつらかったことに縛られていてはいけない、前に進もう」と思っていても、
人ってそんなに簡単に割り切れませんよね。


ふとした瞬間に過去の記憶が呼び戻され、不安につぶされそうになることもあります。

 

でも、これだけ『13:死神(DEATH)』が出るということは、
「いつか変わる」ではなく、今こそ行動を!
「あなたなら大丈夫。遠くに見えている昇る太陽のように、明るい未来が待っているよ」
と背中を押してくれている気がしています。

 

不安や心配がなくなるわけではありませんが、
一歩── いや、半歩でもいいから足を前に進めてみようと思っています。

 

皆さんも一緒に、前を向いて少しずつでも進んでいきましょう。

 

もちろん過去の経験から学ぶことはたくさんあります。


だから過去との決別とは、決して過去を切り捨てることではありません。
過去があっての自分を認め、そこに起こった出来事はすべて必要だったのだと受け入れること。

それがきっと、本当の意味で前へ進むための再生なのだと思います。

 

🌿 今週の小さな一歩

  • 部屋の掃除をして、いらないものをひとつだけ手放してみる。
  • 積んである本を、1ページだけでも開いてみる。
  • 小さなメモ用紙に「こうなったらいいな」を1つだけ書いてみる。
  • いつも通らない道を歩いてみる。
  • お気に入りのカップで温かいお茶を淹れて、5分だけゆっくり味わってみる。
  • 好きな音楽を1曲だけ流して、体をそっと揺らしてみる。

たったそれだけでも、少し前へ踏み出した自分を感じられるはずです。

💼 仕事に悩んでいる人へ

デスクの上やパソコンのデスクトップを少し整理してみましょう。
仕事の運気は整理整頓から流れ込みます。

💞 恋愛に悩んでいる人へ

鏡を軽く磨いてみてください。
恋愛は自己イメージが鍵。鏡を磨くことで、自分自身を見つめ直すきっかけにもなります。

🤝 人間関係に疲れちゃった人へ

スマホを少し置いて、好きな香りをそっと深呼吸。
香りは心のノイズを消して、人との距離感を整えてくれます。

 

今週もあなたにとって、素敵な灯りがそっとともりますように。