初めてカウンセリングを受けたのは
2015年9月の終わり


どうすることも出来ない苦しみを抱え
カウンセリングの門をたたいた。


あの頃
カウンセラーさんと出逢っていたからこそ

カウンセリングを受ける機会に
恵まれていたことは
本当に幸運だったと思う





あの日
旅立った兄を見つめながら 
視線の中に時計が入り込んだ時
針は10時10分をさしていた

車座になって
こころのオアシスに参加する
皆さんの顔が浮かんできていた




すべてを受け止めてくれる人達が
今あの場所にいる




兄を看取ったその日が
こころのオアシス当日だったことも
私を救うひとつの出来事でした。





2015年
初めてのカウンセリング

もう二度とこの場所に来ることはない
自分はこの先消えていく

その世界観しかない中で
カウンセリングが始まっていく




この日のことは
誰かに直接語ることはあっても

あの時体験した
全てを話すことは出来ずにいます




泥沼に沈んで
もがくこともなく
消えていくような状態だった時




カウンセラーさんが
最後に語りかけてくれた言葉がある



その声は
耳を通して聴こえてきてるはずなのに 

自分の心の中から
聴こえてきたような不思議な感覚だった



何も受け入れられない
真っ暗な世界にいるはずなのに



優しい光を感じた







誰の声も響かないはずの

心の奥深くに

温もりが生まれた。






相手の心に寄り添い
相手とひとつになるほどの
「聴く」が創り出す世界は



今も忘れられない尊い時間








数年ぶりにカウンセリングを受けた

知り合いである分
申し込みするのにはハードルも高いけれど



動けば必ず
変化が起きることだけを信じて
その高いハードルを越えてみた





何に葛藤しているかを大切に
受け止めてくれる

何に躓いているのかを理解して
思わぬ方法で世界観を変えてくれる




今回は諦めかけていたことに対して
ひとつのワークをしながら
思いがけない事を言われ

吹き出して
暫く笑い続けて



自分が創り出している思い込みの枠を
楽しく無くして頂けました。





丁寧な心を込めた時間

クライアントの心を大切にする時間





1人では創り出せない時間は


初めてのカウンセリングの時のように



頭だけで理解するものではなく

心だけで感じるものでもなく

体感も含めて着地させて頂けました。






カウンセリングの世界が

教えてくれるもの




カウンセリングの世界が

気づかせてくれること





シンプルな言葉になってしまうけれど

この方のカウンセリングは




あの日のように

やっぱりとても良かったです。




ありがとうございました🌟