コロナ禍故の延期に延期
また延期と続いた父のリハビリ入院は
8月17日にようやく退院となりました。


当初の退院は7月中旬の予定でしたが


そろそろと思っていても
なかなか退院が実現せず
状況報告をその都度受けながら
環境を整えて待ち



その間にも
母の原戸籍を集めたりする中で
父や母のルーツを感じたりと

親の生きた道標との向き合いは
今まで感じたことのない感情が
沸き起こる時間でもありました














新しくお世話になる
小規模多機能型居宅介護先で

コロナ感染者が出たため
新規受け入れ停止期間があったり



月末に数日利用しても一ヶ月分の
料金が発生するために
8月1日からの利用を勧められ
再度、7月31日の退院に変更された
その日を待っていると





病院職員さんに
コロナ感染者が確認され
担当患者さんに感染

その陽性者の方が同室だった為
父も検査をしたところの陽性反応
(この時点では無症状)
そのまま病院内で
陰性が確認されるまで
約10日間の隔離生活となりました



熱が出ても体感として
感じてないようですと…
ベッド横のポータブルトイレも
一人で使用できているとの
動ける体調にほっと安心したり


リハビリもストップし
歩かない隔離生活に
担当医からも筋力の衰えを懸念され
心配しながら待つ日々を過ごしたり



その時点で

一人暮らしが可能なのかは未知数で
不安ばかりが大きくなる状況の中
悶々と退院の日を待ちました




陰性確認がとれ四人部屋に戻り
リハビリも再開された1週間の間に


病棟から
様々な打ち合わせや相談の電話が
かかってくるようになり





ありえるかもと…
 
なんとなく覚悟していたけど



🫣脱走も試みたそうで…
(一階で見つかり未遂に終わりました)


 




母の初盆には間に合わなかったけれど

そんなこんなで退院の日を迎え
新しい環境の中で
父の新しい生活が始まりました




入院前の父との違いを見極めながら
泊まったり通ったりして
小規模多機能型居宅介護の方に
すり合わせながら調整している日々を過ごしています



出来なくなっていること
今は出来ないけど以前のように
出来るようになるかもしれないこと

変化変化の新しい日々ですが
見守っていこうと思います






時折、母の遺影を眺めながら
嗚咽する父の姿に

いつまでも変わらない愛を感じ
温かい気持ちになるひとときも…







 
今年は本当に雨が多いですね
 




お盆の数日前のこと

実家の草やツル性の草花が
どんどん育ってて
1週間ごとに草取りや剪定を



暑くて汗はポタポタ落ちてくる中
もう少しあそこまで片付けちゃおうと
そう思っていると

一匹の蜂が近づいてきました

そういえば実家に到着したとき
ポストの前にいたなぁ




過去に一度
蜂に刺された経験があるので
慎重に考え草取り中止


立ち上がるとクラっと目眩がして

もうやめなさいって
現れてくれたのかな…








その翌日は兄のお墓へ
お盆のお塔婆やお花を添えに行くと
そこでもまたお花に蜂が飛んできて




偶然かな…


暫く蜂を見つめ続けて



私が感じるままでいい



そう心にぬくもりが生まれる
お墓参りの時間でした








父がずっとずっと気にかけていた
母の納骨

それぞれの想いがあり
兄と母は納めるお寺は違うけれど


重なり合う想いを
こころで大切に感じながら


兄の命日に執り行うことに






お仏壇も位牌もないけれど

私の心通わせる
我が家の大切な場所です








久しぶりの更新になりました

見てくださり
ありがとうございます✨