昨年4月から広島へ転勤になった夫
私と娘との二人暮らしも
一年が過ぎました
娘は基本私との接触を持ちません
それでもお互いの役割を
お互いが感じ合いながら
サポートしあい過ごしている感覚です
夫の転勤に合わせるように
心療内科へ通い始めた娘は
神経症と診断され
初めて第三者を交えて
自分自身に向き合い始めました
ここに辿り着くまでに
10年の歳月が必要でした
家を出るときは
鍵を何度も確認しパニック症状の中で
自分と葛藤しながら出かけます
受診日に合わせて夫が戻り
送迎するよと伝えても
自分のペースがあるから自分で行く
そう言って自宅に私や夫が居ても
戸締まりの恐怖に向き合いながら
出かけていきます
戸締まりに時間がかかり
バスの時間が迫り
あせって転んだこともありました
兄の葬儀も母の葬儀も
参列することは叶いませんでした
心療内科に通い始めて一年
テレビのボリュームを
必要以上に下げなくなったりと
些細なことだけど
小さな変化が幾つか垣間見れます
広島から戻っている夫と会話するときは笑いが起こったり
夫と向かい合って食事をすることも
一回二回とその機会が
少しずつ増えていく
それは
とてもとてもゆっくりだけど
私の希望の光です
自分の中にある答えに向き合いながら
その日その日を過ごしている
来週2ヶ月間のリハビリを終えて
父も退院します
協力しあい
誰かが偏った我慢がないように
自分の気持ちも
父や娘の気持ちも大切に
自分らしく生きられるように
これからも置かれた場所で
小さな種が目を出し
幾つもの葉っぱが育ち
愛というエネルギーを送り
見守りというお水を注ぎ
可愛らしいお花が咲く日々を
楽しみながら
過ごしていこうと思います
眺めていたら
思わず同じように微笑んでしまい
連れて帰ってきたお地蔵様
優しさ溢れる微笑みは
お線香を立てる朝のひとときに
愛の中で生きていることを
毎日
毎日
感じさせてくれます
ありがとうございます🙏