いつも
自分なりのメッセージを受け取る
毎年恒例の初日の出を

今年も
夫と一緒に眺めることが出来ました



明けましておめでとうございます🐯



山間に
日の光がわずかに見えた瞬間
皆さんが「わぁ〜✨」と声を出して
その場全体が喜びに溢れていきました


今年は敢えて少し後ろから

日の光を浴びながら
喜ぶその場に一緒にいた
皆さんのエネルギーも受け取って


一緒に幸せを分かち合えて
いつも以上に胸がいっぱいになりました
誰もが輝く一年に✨





1月1日は夫の誕生日
この日
珍しく夫は買い物に行こうとすると
今年はケーキはいいや


それぞれの場所で暮らす私達の日常は
当たり前じゃない家族団欒で
心もお腹も満たされていました



 


その日、夕食の準備を始める頃
母の入所施設から電話があり母の状態が心配であるとの連絡を受けました



昼食時は自分で食べていて
14時の訪室も異常はなく



夕方のおむつ交換時に体熱感があり
異変に気づいてくださり

反応の悪さと40度まで熱があがり
救急搬送を視野に入れていると。



その後施設かかりつけ医に相談し
救急搬送されることに。






搬送先の
病院で医師が反応を確認する際

通常であれば
顔をしかめるほどのことをされても
母は眉も動かさなかったそう。。





血液検査とCTの結果から
恐らく尿路感染による発熱でしょうと。

緊急入院の必要はないとの医師の話
(病院が再開される4日を待って外来受診をと)





救急外来で点滴処置を受けながら
医師と施設職員さん施設看護師さん



そして遅れて到着した私と夫も合流し
様々な話し合いがしばらく続きました





刺激を与えても反応のない母を
少ないスタッフで
見守れる体制でないこと

通常受診が3日後のリスク

食べられない状態が続いた場合の対応や様々な疑問






それぞれの規則や正月という環境の中で
大切な想いをすり合わせながら
最終的には入院が許可されました



お正月も働く沢山の人達の中で
母も私も沢山の愛を受けました



そして、元旦の日勤勤務にも関わらず夜遅くまで対応してくださった施設の方にも本当にお世話になりました🙏



私達は支え合いの中で生かせて頂いていることを改めて感じています。
深夜休日問わず様々な場所で働く皆様に改めて感謝申し上げます。






一旦入院すると
母と面会はできません


お正月体制のため
通常に戻る4日以降に担当医が決まり
再度検査が行われます




入院が決まったのは22時過ぎ

混乱するんじゃないかと心配で父への連絡は悩んだけれど翌日にすることに。。

深夜、実家横の高架を車で通り過ぎながら24時になる頃自宅に戻ってきました。



まだ元旦だったんだなぁ。。




やっとほっとしながら

今日の自分を労おう
そう思い丁寧に丁寧に顔を洗いました







翌日2日も入院準備と
一人暮らしの父と一人暮らしの義母の
思いがけない対応が続きましたが

沢山の学びと沢山の愛に支えられていることを何度も何度も感じた両実家訪問でした





1月3日
今できることは
自分の時間を大切にすること
夫とゆっくり過ごしました


お昼ごはんを食べ終わって

そうだ、今日ケーキ食べようよ
そう言うとそうだね!と夫の返事



2日遅れのHappy Birthday♪を
子供のように歌って笑って照れ笑い
美味しくいただきました♪




救急外来で医師と施設看護師さんとの平行線になっていた話し合い

それぞれが出来る
ベストをすり合わせるように

医師の意見に寄り添い、
施設看護師さんの意見に寄り添い
夫が質問を重ねていってくれました



そして母と父の想いを感じ
私の想いを大切に言えるように
流れを作ってくれました





この日私は

「尊厳死」と同じように
「尊厳生」を見つめ始めました




沢山の愛の中で「生」と「死」に
向き合った一年の始まりです







4日早朝に
転勤先へ出発する夫を見送りました

行ってらっしゃいバイバイ
そして「ありがとう!!





入院が決まり部屋の準備が整い
病棟へ移動する別れ際
「お母さん。お母さん。」
そう声をかけながら肩に触れると

眉がピクリとし瞳が動き出し
ゆっくりゆっくり目を開けました

「わかるかな?美保だよ」そう声をかけると
目を合わせ僅かに微笑み小さく頷きました。












さあ
私も5日からお仕事が始まります

受け取った愛を循環させながら
勤務初日は大好きな入浴介助担当
一週間ぶりのお風呂を楽しまれる利用者様と心と身体を磨き合いますキラキラ






寒さ厳しい折
皆様もご自愛下さいますように温泉お茶



今年もどうぞ
よろしくお願いいたします。