父が通うデイサービスから
毎月父の様子を知らせてくれる
手紙が届きます


離れて暮らす身内にとって
このお手紙は
とても心強い存在です





先日実家に行った時にも
広告で作るゴミ箱が

長方形ではない
様々な複雑な形になって
沢山置いてありました


人の役にたっていたい
そう言った父は今も
頑張ってる。。



デイでも教えてもらいながら

ずっと挑戦している父です







絵本講師葉志子さんの
リモート絵本講座に参加しました




タイトル
『自信ってなんだろう。
生きてごらん あなた自身を』


絵本『たいせつなこと』に惹かれて。。












葉志子さんの
優しい語り口で
絵本の世界に入っていきます



翻訳された
内田也哉子さんの言葉で



1ページごとに



グラスは、、、


リンゴは、、、


スプーンは、、、



ひなぎくは、、、




空は、、、




その存在自身が

何を大切に生きているのかを

そっと伝えてくれます










ページを
めくるたびに



私達一人ひとりが

大切にしているものを

感じていく







ドキンドキンと

ページがめくられるたびに

胸の音が

大きくなっていった













ありのままに生きるって。。

自分らしくって。。。







無邪気に兄と笑っていた
幼い頃の
ありのままの笑顔の自分を感じながら




闇と光の中で
灯火をともしていたいと願う

今の自分を見つめながら











そんなぎゅっと握りしめている
私の中にある様々なものを

柔らかくしながら
温もりを与えてくれた絵本との
出逢いです




最後のページには
そうでありたいと思う言葉
添えられています









その最後の言葉に辿り着けるように

自分で感じ 

着地させてくれるように


絵本が次々と紹介されていきました






本の子
私達は物語でできている




そして


HUG
ノクターンの曲に合わせて
言葉のない絵本がめくられていきました

ページがめくられるたびに
ドキンドキンと鼓動とともに

曲を感じ

絵を見つめ


安心に包まれていく絵本













絵本が創り出す世界との
向き合いは









すべての存在との繋がりを感じ




優しくって

愛に溢れていて


あたたかくて。。


そして
心が落ち着いていきます









生きてごらん あなた自身を


父は
しいたけ栽培キットを購入し
しいたけを育てていました

育てたり壊れたものを直したり
探究心は本当に旺盛です






11月の受診日のこと
この日私の到着が遅れて
(なんてことだ。。💦
うっかり降りるインターを通過してしまった)



病院で直接待ち合わせにして

遅れて到着すると
すぐに父の指に
出血している部分を見つけました


前日に
すぐ近くにホームセンターがありますが
そこは規模が小さいため必要なものが揃ってなく

約2キロほど離れた
ホームセンターへ歩いて行き
帰り道に転倒したのだそう。。



清潔にして
バンドエイドしようと促すも
通常の行動は父には通用しない



診察前の採血で
看護師さんが気づいてくれても

処置を断る


診察では言うなと
釘を刺される





バンドエイドは探せば家のどこかにあるから
購入する必要も処置してもらう必要もない

が父の理由です











何が正しいとか
間違っているとかじゃなくて











自分と繋がり






生きているのか










向き合ってごらん




自分自身に








そんな絵本から聴こえてくる声に

寄り添われながら








こころの真ん中に

ランタンのような
優しくあたたかな灯火が

灯されるような







優しい参加者の皆さんと

温もりに包まれた時間を

過ごしました








ノクターンの曲にのせて
HUGの絵本を観ていたとき








絵本講師葉志子さんと絵本が映る
リモート画面の中に
西陽が差し込み




細い一本の光から

絵本のページや本棚を
徐々にその光で包み込み

輝かせていきました







今日までの1日いちにち

私達の経験という宝物が

宝物らしく生きられるように








向き合ってごらん 自分自身に


生きてごらん 自分自身を





その言葉が

いつまでもいつまでも

響き続けている












今の私です