「またゆっくり会おうね〜」

  


「じゃあまた
日の出を見に行くってのはどう?」






そうやり取りして
すぐに返ってきたのは


3月21日の日の出時刻は
5時55分と記された
スクリーンショットの画像だった









家から数分で到着する

いつもの見晴台へ




これから夜が明ける早朝5時過ぎ
ライトでペットボトルを照らして














この時間はまだ
三日月が綺麗に見えていて





暗い中で


友が準備してくれたのは


〜桜〜










夜明けを待ちながらの野点
和菓子とお抹茶




小鳥の囀りの中で




動き出した

列車や町のおとを聴きながらいただいた







ゆっくりと流れる時間の中で

日の出を眺めながら



今度は珈琲をいただいて




今の想いを語り合った







必要な情報を知り

冷静に見守り



自分の置かれている状況を見つめ
どう行動するか
皆が判断していた日々




情報に耳を傾けながら

選択をするという気持ちの中に

私の中に
大切にしたい想いがあった













温かな春の陽射しを感じながら



子供も大人も
お空で見守ってくれる人も



笑顔満開に過ごしているかなぁ








近隣の市の2つの区で2週間
デイサービスが閉鎖されていましたが
今日から利用再開

嬉しいニュースも届きました


朝陽を浴びて枝先に数輪咲く桜



身近に起こる
日々変化する情報と環境を見据えて

行動するとか
自粛するとかそう感じる以前に



何かが心の中に
沸き起こってきていた










あの日


あの時




自分自身が

悩むことも迷うことも許させなかった

 



兄の看取りで

置き去りにしてきた






感じることも





蓋をすることも許さず





存在しないことにし続けてきた感情


















生きていてほしいと願う気持ち











その感情との向き合い












私と私との対話










温かな陽だまりの中で

ありがとうの気持ちを添えて



水・命からの伝言 ~優しい言葉が、社会を・家族を・自分自身を心豊かにしていくのかもしれません~: https://youtu.be/h33CSZG5GEY


















今日から息子も



新しい場所での生活が始まりました






社会人一年生の春です