数日前
お貸してていた絵本をポストに
届けてくれた友は
自ら焙煎したという珈琲豆を
一緒に添えてくれた

マレーシアに一緒に行った友の名は
たかちゃん
数年ぶりに再会してから
まだ一年たっていないけれど
沢山たくさん会話してきたなぁ
マレーシアから帰った翌日だった
たかちゃんの義母さんが入院した
数日後
たかちゃん自身が
足を痛め骨にヒビが入ったりと
彼女の周りは
慌ただしい日々を過ごしていて
11月頃
合間をぬって松葉杖姿で
1時間ほどお茶をした
マレーシアでの旅を振り返ったり
家族や親との向き合いを語り合ったり
私達こんな深い想いを語り合えて
幸せだねって言い合える
大切な存在
〜楽しい旅の思い出〜
昨年10月
早朝から中部国際空港セントレアから
成田空港に移動してからの
マレーシアへの旅
クアラルンプールのホテルに
到着したのは
深夜1時を過ぎていた
ホッとした瞬間
たかちゃんの焦る声がする
どうしよう、どうしよう。。
どうしよう。。。!!
スーツケースの鍵の入ったポーチを
飛行機の中に忘れてきちゃった
その言葉を聞いても
あるよ、あるある
きっとどこかに持ってるよ
落ち着いて探してみようか
なんて私はのんきな事を言ったけれど
探しても見つからない
機内の前座席ポケットに
リップや鍵の入った
小さなポーチを入れた記憶も
席を立つときポーチを持たずに
飛行機を降りたことも
はっきりと記憶に残っていると
どうしよう、、、
そうベットに塞ぎ込む友に向かって
スーツケース自体は
無事に手元にあるから大丈夫と
たかちゃんの気持ちに寄り添うこともなく
たかちゃん!
その姿写真撮ってもいい?と楽しむ私に
半泣き声で
「いいよ!」の頼もしいお返事は
楽しくて奇跡に満ちた
旅の始まりでもありました
旅も
思い掛けない出来事に
遭遇することもあるけれど
人生も
泣いたり
落ち込んだり
突然起こる出来事に翻弄したり
こころは彷徨ったりもするけれど
過去も未来も見つめながら
闇も光も抱えながら
今ちゃんとここに居られるのは
愛の中で生きていることを
心と身体で感じられるから
偶然じゃなく
必然で出逢える奇跡を知っているから
↓翌日の深夜、添乗員さんに紹介してもらった
地元の業者さんに頼んで壊すことなく
無事にスーツケースは開きました
喜びの姿を撮るために「ちょっと待った」と
待たせてからのガッツポーズ
雄叫びは『イエス!!』

顔を紅くしながら体全身で喜んでた
大好きな大切な友は
いつも人生を楽しく創造して生きている
マレーシアから帰ってきて
ラインでは
やり取りしていたけれど
離れていても
それぞれの置かれた場所で
お互いに空を見上げながら
皆みんな繋がってる幸せを感じていた
今年に入ったそんなある日
出勤する際に
たかちゃんとばったり遭遇した
車の私と
犬のお散歩をしながら
飛び跳ねるようにして喜びを表してくれた
たかちゃん
このタイミングは
また必然だったのかもしれない
たかちゃんが焙煎した豆を挽いて
愛を感じながら
たくさんの人の出逢いに感謝しながら
心をこめてコーヒーを淹れた
たかちゃんのスーツケースの鍵は今もお空を
飛び続けているのかもしれないネ(*´∀`)
旅も
思い掛けない出来事に
遭遇することもあるけれど
人生も
泣いたり
落ち込んだり
突然起こる出来事に翻弄したり
こころは彷徨ったりもするけれど
過去も未来も見つめながら
闇も光も抱えながら
今ちゃんとここに居られるのは
愛の中で生きていることを
心と身体で感じられるから
偶然じゃなく
必然で出逢える奇跡を知っているから




