昨年の12月12日 大阪江坂
クレヨンハウス近くのカフェで
選書をしていただいて巡りあった
言葉のない絵本 三部作
大阪クレヨンハウスから持ち帰った
この絵本を時折眺めている。。
赤いマーカーを持った女の子は
冒険の旅に出た
マーカーで描いたドアから
別世界へ
ピンチな時も
可能性をマーカーで描き
創造することの喜びを知っていく
困っていれば
誰かが描いてくれた世界と繋がって
2つの色が
可能性と創造するその世界を
さらに広げていく
夢を描く虹色の6色は綺麗だけど
この物語で出てくる
虹色に含まれない
7色目の色の存在に意識が向く
(ありのままのあなたの色でいいんだよと
言われているよう。。)
まるで光と影
陰と陽を表しているかのように
どんな感情も
どんな見え方も
どんな経験も
全てが必要だから存在した
(結婚して知らない町に住み、初めて出来た親しい友。母親学級で出逢い1人目は二日違いで同じ病院で出産した。二人目の年齢も一緒。幼稚園小学校は別々。中学で再会。仕事に追われ数年会わない時もあったけれど、年月を重ね様々なことをお互いに乗り越えての今年になってからの再会)
私の背中を押しながら
創造の世界を幾つも作り続けて
夢を何度も叶えてくれる
10年ほど前だったか
脳梗塞の後遺症で右麻痺のある母が
胸水が溜まり半年ほど入院していた
そろそろ退院だという頃
友は
しきりに旅行に誘ってくれた
あの頃は
この状況でそんなこと出来ない
しちゃいけないって想いが
今よりもずっとずっと強くて。。
あの頃も今と同じように
温かい言葉を何度も投げ掛けてくれて
私のいつか行きたいと思っていた場所に
一泊旅行で行くことになった
両家実家の介護のことや
今よりもずっと
厳しい働き方をしていた職場のこと
家族のこと
様々なことをやりくりしての
愛知から一泊半日での
九州宮崎への強行スケジュールの旅
ずっとずっと
行ってみたいと思っていた場所に
自分自身を楽しませることを
隣で並走するかのように
教えてくれた
友はまるで
ジャーニーの物語に出てくる
マーカーを持った男の子のような存在
大阪でこの絵本に出逢ったとき
同時に失くしたものがある
数年前の誕生日
三重県鳥羽市で購入した
お気に入りのブローチ
キラキラしていて
眺めていても
身に付けていても嬉しくて
服やスカーフ
バックにもつけたり
出掛けるときは本当によく身に付けていた
沈みがちな気持ちを
そのキラキラで
何度も支えてくれた宝物だった
失くしたときは
とても気に入っていたにも関わらず
ショックよりも
私を沢山喜ばせてくれた支えてくれた
感謝の気持ちのほうが大きかった
(この時、絵本講師さんは私以上に駅に戻ってからも落とし物はないかと一生懸命想ってくれました)
昔、友と一緒に行った神社が
三重県鳥羽市にある
女性の願いを
ひとつ叶えてくれるという神社
あの時のお願いが叶ったから
「あの時のように美保ちゃんと一緒に
お礼参りに行きたい」と友が言った
ブローチを購入したお店は
その神社へ行く途中にある
必然的に行くことが決まった
早朝好きな私達
4時出発で
鳥羽市~伊勢神宮~伊藤一樹さん作品展と
贅沢な1日
帰り際に友が言った
「この前会ったときは、今日はお兄さんの命日って言ってたでしょ。今日はね、父の命日なんだよ。偶然かなぁ。。」
互いに命日とは知らないで
相手の方から誘った日だった
友はもうひとつ
私の大きな大きな夢を
叶えようとしてくれている
私の夢をこんなにも叶えてくれて。。」
と言えば
友は
「私から見れば、美保ちゃんが私の夢を叶えてくれる人なんだよ。大事なときなのに行くって決めてくれてありがとう。」
そう言ってくれる。。
行き先は
今度も私が行きたい場所
繋がっている大空を
眺めながら
その地を訪れても
同じように空を眺めて
出逢えた奇跡への感謝の想いを
届けたいだけの気持ち
誰もが持つ虹色のマーカーは
創造し共鳴することで光を放ち始める
選書で選んだ
言葉のない絵本は
壁画に描かれた絵のように
道しるべになってくれていた
今日は大切な友の誕生日✨
大好きなたかちゃん
お誕生日おめでとう
そして精一杯の感謝を込めて
夢を一緒に紡いでくれて
ありがとう







