年末年始に
息子が帰ってきていました
戻るたび恒例になっている
数カ月ぶりごとの初回車の運転に
添乗する名目で
コメダでのモーニングデートに
付き合ってくれる優しい息子です
お互いの近況報告の時間は
離れていた時間を
忘れさせてくれる
帰る時
いってらっしゃいと声をかけながら
息子を見送る時には
いつもじっと目を見つめ返して
しばらく言葉のない会話をしてくれます
その時間はほんの数秒だけれど
確かな繋がりを感じられる私の大切な時間
救急搬送されたものの
病院での処置によってすぐに回復
母にとってはぷち旅行になったかなと
安心できる入院生活です
朝7時過ぎに鳴った電話は
母のいる特別養護老人ホームから
この時間の電話に出るのは
気持ちがピリッとします
息子が実家を楽しんで帰った翌日だったのは
後々いつも感じるタイミングの良さ
神様の計らい
慌ただしさが落ち着いたころ
愛に包まれている世界に
感謝の想いを馳せる私です
正直
何度不安な気持で車を走らせてきたんだろう
この思いだけは
慣れることはない
施設の看護師さんからの電話は
「反応が良くない」との連絡
自分を落ち着かせるためにも
「それは命に関わる状態ですか?」
そう聞いても言葉を濁らせ
「救急で搬送します、病院が決まったらまた連絡します」と
何度経験してもこんな状態で
運転する最中に
湧き出てくる感情は計り知れないのです
病院搬送時は更に状態が悪くなったそうですが
私が到着した時にはすでに回復して
笑顔もみえました
良かった
状態もよく入院翌日からは
寄り道を楽しみながらの病院通い
人によっても違いはありますが
血糖を下げる薬は身体に蓄積されるのだとか
糖尿病による食事制限と
過剰な効果となった薬によって起こった
低血糖症状
(確かに母は病院にいる頃より
特養に移って痩せた感じがあります)
そのまま帰しても
低血糖症状が再び出る可能性もあるので
薬の量を調整するための入院となったのでした
入院中
20歳の学生さんが実習で
母の担当になってくれました
コミュニケーションをしてきなさいと
指示があったのかな
私が病室で付き添っていると
カーテンを開けて入ってきて
暫く沈黙のあと
話しかけてくれる
初々しさが可愛くて可愛くて
私を和ませてくれます
どちらからお見えなんですか
お仕事は何をされているんですか
ほんの数日だったけれど
こんなやり取りから始まって
お昼ご飯を一緒に見守り介助してもらったり
ベッドから車椅子に緊張しながら
移乗してくれたり
その素直な笑顔と一生懸命さに
沢山の喜びを感じる私でした
またお休みしてしまったお仕事
職場の皆さんにいつも感謝
私も看護師のたまごさんのように
笑顔で仕事復帰しなきゃね
頑張ってる笑顔って
ほっこりさせて貰える
優しさ溢れる笑顔って
こころに寄り添い安心するもの
素敵な看護師のたまごさん
一生懸命頑張る姿と笑顔を
ありがとう


