
Googleをタップした時
実家のある豊川市
桜ヶ丘ミュージアムで
蜷川実花さんの
写真展があることを知ったのは
ある日実家から帰った夜のこと
その日は実家で父と
紙コップ騒動(と命名)が勃発したので
次に実家に行くときは
非現実を味わいたいたかったのか
心を豊かにさせたかったのか
この作品展に立ち寄ってみようと
密かに楽しみを持ちました
認知症状だからなのか
頑固な頑なさからの行動なのか
薬を飲んでまで長生きしたくないと
半年以上受診しなかった父が
久しぶりに受診する気になったことで
起こった出来事
今となってはその紙コップ騒動は
面白エピソードに変わりましたけど
(写真があまりも奇麗で素敵なので
何があったか書けなくなってしまいました)
(ノ´∀`*)
私の気持ち
わんさかと沸き起こる本気の感情
悪戦苦闘な時間でしたけど
蓋をしない怒りと諦め
そして結末は
自分の想定を覆してまさかの世界
価値観は思い込みってことを
改めて体験したのかな
帰り道には
あれだけ嫌だったはずの出来事が
あれれ?本当は楽しいかったのか?
不思議だけど
笑ってる自分がいた
1階は撮影可能
2階は撮影不可
2階にある最初の部屋
うつくしい日々
お父様が倒れてから
実花さんが見ていた世界の
景色と言葉だった
写真が数枚並ぶその間に
実花さんの言葉が
壁に直接綴ってあった
お見舞いに行くたび
これが最後
毎回毎回
お別れをして部屋を出て仕事に向かったと
ときに父のまなざしにもなり変わり
眩いほどの光に満ちた世界と日々を記録
〜資料より〜
別れを体験した人たちと共有できたら
死への悲しみはとめどない。だがそれでもなお世界は美しく切なく、愛にあふれている。あらゆる別れを体験した人たちに寄りそう、この眩い作品たちは、きっとその傷を癒し、抱きしめてくれることだろう。
サイトより抜粋
いつも優しく温かい
どんな感情も
見せてもいい
言ってもいい
怒りも悲しみも
喜びも愛も笑いも受け止め合える場所
満開の桜だ
ありのままの感情を
自分自身で大切にすることは
自分も相手も大切にする事に
繋がっていった
蓋をしてきた感情の奥には
愛の源泉があった
本当に大切なものは
目には見えないけれど
見えない世界を
見えるように創り出せるのは
誰もが根底に持っている
たったひとつに
出逢うこと





