17年ほど前から
脳疾患による右片麻痺の母
転倒し骨折したのは1年前
ちょうどアーティチョークの花が
満開の頃でした
今年もこんなに咲いています
あの日に繋がる大切な場所
母が約1年お世話になった
療養型入院施設
(長年通院していた個人病院の3階)
実家からも父が歩いて通え
顔なじみの心強い看護婦さんもいた
皆さん優しく
母は本当に大事にされていたのだなぁと
涙が止まらない母を眺めて
この一年を振り返り
受け取ってきた大きな愛に
感謝いっぱいの笑顔でお別れをして
新しく入所したのは
特別養護老人ホーム
ここは実家から車で10分弱の山間の町
母の新しくお世話になる部屋からの眺め
入所して数日は泣き顔が続いた母ですが
1週間過ぎたこの日は
笑顔で迎えてくれました
ここは自宅扱いなので
お洋服で過ごします
手を差し出す母に
カメラを構えたせいか
気恥ずかしそうに手を握らずに
指先でポンポンとタッチする父の姿
ありがとうって言えてる?(*´∀`)
そう聞くと
あんまりかやぁ
な〜んで言わないのぉ?
ちょっぴり顔をしかめる母
まだ慣れないからかなぁ?
そーだねぇ
ありがとうっていっぱい言えるように
なるといいねぇ(*´∀`)
そうだねぇ
がんばる(笑)
ご飯は?
美味しい?
、、、 (ーー;)
(厨房の皆さん本当にゴメンナサイね💦)
でも残さず食べられるんだね
凄いねぇ
あんなに好き嫌い激しかった人が(笑)
母の笑顔に会えてほっとしています
新しい世界で
母の1日いちにちが始まる
ずっと母の介護をしていた父が
母が入院したことをきっかけに
実家を訪れる人がいなくなり
自由になった
楽になったと
そんな生活から1年
少しずつ気力や体力が落ちていた
今年に入ってから認知症状が出始めています
症状から私が感じるもの
また少しずつ綴っていきますね
親子の向き合い
父の生き方
そして亡き兄への想い
絡み合って
ほどけなかった糸が
一緒に過ごし
語り合う時間の中で
少しずつ緩んでいく
何度でも私は父に
愛を伝えにいく
怒りや
悲しみや
苦しみも
寂しさも
味わい尽くして
優しくて温かい
本当に大切な想いに
繋がっていく日々を
これからも何度でも
父と母と私の1日いちにち
目の前の出来事のその奥にある
本当に大切な想いに
皆みんな一緒に繋がって
この世の中が
もっと
もっと
愛でいっぱいになりますように🌠
感謝と愛で
包まれますように🌠
空を眺め
祈りと願いを込めて
いつも
大切な皆様の1日いちにちを
ありがとうございます☆彡







