新しくデイサービスに通う方が
増えてきました
みかんの木の手入れをしていて
脚立から転倒し
四肢麻痺が残ったものの
入院中にリハビリを頑張り
歩行器を使っての歩行が出来るようになった方
寡黙で努力家
相談員が面談に行ったときは
一言も話さず硬い表情だったそうですが
実際通われ話しかけると
少しずつデイサービスに通う環境を
受け止め始めておみえです
この方を見たとき
父と少しだけ重なりました
今日
久しぶりに地域包括支援センターへ
電話をしました
雪が降っていた頃
あの時はもう父は限界だと思いました
そんな状況でも
頑なに介護サービスを使うことを拒んだ父
床からの立ち上がりが難しくなったり
出来なくなることが増えていく自分を
受け止めたくない
まだまだ頑張れるんだと
そんな父の気持ちだったかもしれません
自分のチカラを信じながら
ホントの気持ちと
迷惑はかけないとの頑なな気持ちの中で
揺れ動いている今
介護職としての私からみても
そろそろ人の助けを借りないとと
ギリギリの日々でした
私も経験した
頑張ってきた自分を
手放すことなんてできない
それをしてしまったら
自分が自分でなくなってしまうような感覚
そして私への思いやり
天候や気圧、気温の変化でも
調子の良し悪しがありますが
高齢者はそれが顕著に現れます
電話の声で感じます
思ったことが直ぐに
言葉に出せなくなってきてる
今は父に会いに週1通う中で
電話での様子伺いを繰り返す中で
相談しながらもう一度サービス利用を
持ちかけてみると
以前と同じ答えは返ってくるものの
険しい表情を見せるものの
ヘルパーさんが来るようになっても
私は変わらず顔を見せに来ること
週1が嫌なら月に2回だけは
お掃除されるのが嫌なら
ただ顔を出してもらうだけにしようか
母のときに来てくれていた
顔なじみのヘルパーさんに
来てもらえるように相談してみよう
父の気持を感じながら
ひとつひとつ
話していることが聞こえているのか
(片耳はまったく聞こえずもう片方もとても遠い父の耳)
父の気持ちに添っているのか
ひとつひとつを感じながら
出来ることを奪うのではなく
出来ないことに寄り添うこと
出来ているのかなぁ( ´∀`)
そうお空に向かって聴いてみた
ある日の私のいちにち
お読み下さり
ありがとうございました
