セラ、8歳になりました。
保護猫なので実際の誕生日は不明です。
最初病院に連れて行った時の先生の診断と
その後の成長ぶりから考えて
おそらくは3月くらいの生まれだったろうと
僕と同じ誕生日に決めました。
猫の腎臓病に有効な薬が
もうすぐ出来るらしいと聞いています。
その薬が完成したら
猫の平均寿命は30歳になるだろうとの
夢のような希望に満ちた話です。
画期的なその薬が出来るまで
セラも頑張って健康に過ごして、
僕と一緒に長生きしてほしいです(*''▽'')。
7年前セラを初めて見かけたのは
1月の神戸の寒い住宅街でした。
見る人見る人について行き、
必死で連れてってアピールをしてました。
▼いつもコンクリート階段のあたりにいて
学生さんたちの後を追いかけて行っては
しょんぼり帰ってきてたよな
3度目に見かけた時
かなりひどい猫風邪を引いていました。
これはマズイと思い、
病気だけでも治してやろうと
とりあえず部屋に連れ帰ったのですが、
暖かい毛布の上に座らせたら
安心した様子で逃げる気配もありませんでした。
▼もう飼ってもらえると決めてる感じ(^▽^;)
▼財布と比較してもやっぱり幼猫だったな
最初からちゃんとトイレを使い、
爪とぎはマットだけ。
きっと元は飼い猫だったのでしょうが、
想定外だったのは
ずいぶんあれこれと治療が必要になった事。
最初は里親を探してやるつもりだったので、
猫インフルエンザを治した後、
寄生虫と耳ダニを駆除し、
避妊手術をすませましたが、
目だけはなかなか治りませんでした。
遠方の猫専門の眼科に連れて行き、
猫インフルが原因の眼瞼内反症とわかって
最終的には手術を受けさせることに。
思えば猫飼い初心者の僕とセラにとって
通院だの治療だの服薬だのと
格闘の滑り出しだったと思います。
▼猫風邪の後遺症で総逆まつげ状態になり
目が痛くて開けられなかったセラ
お目々が痛かったの
▼猫眼科で瞼の再生手術を受けました
手術痕が痛く、カラーも嫌いでブータレ中
その後、
留守番の多い僕との暮らしより
いつも家族と一緒の安心な日々を、と、
実家で預かってもらうことになったセラ。
色々なエピソードを繰り広げながらも
先日無事
元気に8歳を迎えることが出来ました。
おしゃべりで、甘えん坊。
何かのトラウマがあるらしく
子どもと金属音を怖がる超ビビリ。
お腹を空かせていた体験からか
食べることに対する執着がハンパなく
好き嫌いなしの食いしん坊。
里子に出すはずだった黒猫は
今や我が家の大切な家族です。
これからもたくさん食べて、遊んで、寝て
30歳を目ざして
一緒に過ごして行こうな~(´▽`*)/❤❤。
▼うん、お兄ちゃん任せて
▼セラはよく寝るからニャ
▼寝る子は育つって言うニャン
いやいや、もう育つ必要はないぞ
ウクライナから避難される方々が、
ペット達を連れておられる画像を多く見ました。
どんな命も、
事故や天災はともかく、
人の手によって脅かされることがない世界を
切に願います。