忘れて下さい | 手相カウンセラー 井田東吾

手相カウンセラー 井田東吾

あなたの心に希望の灯をともす、運命カウンセリング。
手相をメインとした多角的鑑定です。

タイトルには忘れて下さい、と書きましたが、

人間、それが出来たらこんな楽な話はなく

実際にはそんなに簡単にはいきませんよね。

 

忘れたくても忘れられない、というのが大半で、

 

忘れたくない大切な記憶もあり、

 

忘れてはいけないこともあり。

 

特に故人に対する思いは

第三者には踏み込めない領域のものです。

 

 

 

そんな中で、

先日、僕はお客様に対して

「忘れて下さい」と言いました。

 

その方は

最近になって、信じていた人の裏切りを知り

怒りのあまり夜も眠れない、との事でした。

 

お話を伺い、かつ手相を拝見して

僕は「忘れましょう」と、

繰り返しアドバイスさせていただきました。

 

その理由として、

それが恨みであった事。

 

そして、裏切り自体は過去の事実だった事。

 

今となってはどうすることもできない事。

 

そして何より、

その方は今、開運期を迎えていて

やっと巡ってきたせっかくのチャンスを

うらみつらみで無駄にしてしまいそうだった事です。

 

 

恨みも、時には生きるエネルギーになる事があります。

けれど、恨みでは幸せにはなれません。

 

手相は可能性です。

せっかく手の平が教えてくれるチャンス、

恨みで潰してしまっては

手相鑑定を受けていただいた意味がない。

ぜひ生かしていただきたいと思い、

珍しく「忘れて下さい」とお伝えしました。

 

 

 

 

さて、以下は一般的な話として

人に裏切られた時など、

忘れることが苦手な手相を考えてみます。

 

 

①まず感情線が長い

長いというのはそれだけ情が深いという事でもあります。

 

▼中でも人差し指と中指の間に入り込む場合

愛情深く、親身に尽くすタイプなので

受け入れられなかった時の反動が大きいです。

 

 

▼その上で下向きの枝がたくさんある方は

満たされない気持ちを飲み込んでしまいがち。

わだかまりとなって残りやすいです。

 

 

 

②次に知能線が長い事

長いというのは、それだけじっくり考えるという事です。

即断即行、というわけにはいきません。

 

▼ただし、横に向かって伸びる人は大丈夫

こういう方は、状況判断が理論的で冷静。

先々まで事態を読んで判断するため、

恨み続けるリスクはまず取らないでしょう。

 

カーブして下に向かう人は、

物事を情緒的に考えがちなタイプです。

わだかまりが尾を引く可能性があります。

 

 

 

 

手相は総合的に観るものですから

もちろん、これだけでは判断できません。

 

でも、もしあなたの手相がこんな形だったら

自分は根に持ちやすいタイプなのかも

と知っておくことは、

いつか何かの役に立つはずです。

 

 

恨みのエネルギーでは幸せになれません。

 

とても難しい事ですが、

ぜひ早く手放すように努めて下さいね。