私の第二の人生はどんな感じですか
今後は何をして生きていくのがいいでしょうか
・・・というようなお訊ねをよくいただきます。
例えば現在の仕事を退職した場合、
その後は全くの白紙で、
自由な可能性が広がっている相もあれば
それまでの仕事の流れで
その後も働き続けていくという相もありますし
全然違った生き甲斐が生まれてくるという
可能性が見える相もあります。
そんな中で今日の手相は
自覚してなかったけど、
昔からずっと自分の中にあり
長年かけて育てていた
生き甲斐がある、
というケースです。
▼こういう線、ありませんか
例えば長年どこかにお勤めておられて
やりがいを持って生きてきたという場合、
たいてい、手のひらの下の方から上に伸びる
長めの運命線をお持ちです→①
(図ではまっすぐですが、
大多数は曲がったり、切れ切れだったり、
支線や複線や乗換線があったりします。)
で、一生懸命働き退職を迎えた頃、
拝見してみるともう1本、
生命線から出ている運命線があり→②
これがしっかり長く伸びている、というケース。
これ、結構あるのです。
本業の運命線に目が行っていて
今まで気づかなかった、というよりも
最初は目立つほどの濃さではなかったため
気づかなかった・・・
というパターンが多いのではないかと思います。
さて、
生命線から伸びる運命線には
元々、努力の末の開運という意味があります。
しかし、上記の図のような場合、
僕は努力しつづけた目標というより、
長くあたためてきたもの、という印象が強い気がします。
それも、どちらかと言えば
生まれついた生家や、身に備わっていたこと
特別意識せずにこなしてきたこと、
好きで続けていたこと、などなどの
自然発生的なケースです。
子供にずっと手作りの服を着せていたら
友達にも作って欲しいと言われるようになる。
(フリーマーケットをきっかけに
お店に置いてみないかと誘われた)
親が残した盆栽を枯らすわけにもいかず
手入れを続けているうちに
自分でもたくさん作るようになる。
(盆栽市で高値が付くようになった)
編み物が趣味だったところ、
高齢者公民館活動の講師を依頼される。
(編み物教室を開くきっかけになった)
というようなパターンがありました。
本業とは別に、好きでやってきた何かが
新たな生き甲斐になるというケースは
決して珍しくありません。
もちろん、収入に繋がるものばかりではありません。
しかし、社会への貢献意識や、
目標ある日々という意味において
運命線は人生の充実感を示す線と言えます。
あなたの手に、本筋の運命線とは別に、
生命線から伸びる運命線、ありませんか。
もしうっすらとでも見つかったら
今お持ちの趣味や習慣、
長く育んでみて下さいね。