このところ、連鎖のように
悲しいニュースが次々入ってきます。
周囲の人も、家族でさえ
繋ぎ止めることが出来なかった人生に
僕などが何も言える立場ではありません。
この仕事をさせていただくようになって
なおさら、その思いは身に染みるようになりました。
その人の心の内は
その人しかわかり得ないです。
まして、
同じ経験をした人間ですらない自分は
その人の痛みを理解した気になってはいけないと
肝に銘じて鑑定しています。
ただ、それとは別のところで
フラットな目で手の平の線を見た時、
気づけることは確かにあります。
あれ?
長い付き合いだったけど、
お前ってこんなやつだったっけ
!?
というような事も度々で、
僕はいったいこの友人の
何を見てたのだろうと
驚いたことも何度かあります。
その人が
外に向かって見せる姿
つまりその人が見せたい姿しか
周囲の人間は知り得ないわけですが、
手相からはいともあっさり、
本来の姿が見えたりします。
だから、ぜひチャンスを作って
あなたの大切な方の手の平を
のぞいてみて下さい。
手相なんて全然知らない、と言う人でも
ごく簡単にわかるポイントがあります。
それは『鎖』です。
上から順番に、
感情線、知能線、生命線。
それらの線が、細かい枝線や鎖みたいな状態になっていたら、
そこには、それぞれ何らかの屈託が隠れているかも知れません。
▲感情線が鎖状の方は、繊細です。
優しい反面、精神的に乱れやすいです。
悩みやすく、傷つきやすい個性です。
▲知能線が鎖状になっている時
集中力が落ち、悲観的になりがちです。
考えがまとまらず、自信が持てなくなっているかも知れません。
▲生命線が鎖状になっている時、
気力・体力が落ちています。
パワー不足から諦めやすくなり
病気や怪我に繋がりやすい状態です。
実際にはケースバイケースで
他にも併せて観るべき線が多々ありますが
今回は、ごくシンプルに。
それから、鎖状の線が表すものが
一律に『悪い』というのではないですよ。
多くの方は、鎖状の線の状態もまた
自他ともに認めて、
上手に生かしながら生きておられます。
気にしていただきたいのは
隠れたSOSです。
いつも朗らかで、屈託なさげな方、
強気で、元気いっぱいに見える方は
ぜひ、気にしてあげて下さい。
普段から心配を掛けないよう頑張って
無理をしておられるかも知れません。
そして、できれば時々手を見て、
以前は1本のクリアな線だったのに、
鎖みたいになってる・・・と言う時は
特に、気配りをしてあげて下さい。
表に出さないSOSが隠れているかも知れません。
あなたの大切な人のために
手相が何かのお役に立てたら嬉しいです。