手相において『島』というと
まず良くない印という風に言われます。
島と言うのは線の上に出る
目のような円や楕円で、
結構な割合で誰の手相にも見受けられます。
▼こんな感じの
基本線のどこに出ても喜ばれませんが、
▼特に生命線上に島が出ていると
病気など、体調を崩す兆候であると言われる場合が多く、
▼生命線の末端近くに出来た場合には
長年の生活習慣による病とか、
命取りになるような病気の印とか
結構へこむようなことが書いてある場合が多いです。
確かにラッキー線とは言いませんが、
実際のところ
生命線の島=病気ではなく、
ましてや命取りになるような病気の印などではありません。
(末端近くの島の場合で、
胃腸が弱っているというケースはたまに見受けます)
では、島からは何を読めるかと言うと
ざっくり『停滞期』・・・という感じです。
それは単に行き詰まりの意味だけでなく
猛勉強の時期だとか、
来る何かに向けての準備期間中だとか、
介護や子育てで猛烈に忙しくしていて
自分の時間が取れない期間であるとか、
様々な状況が考えられます。
つまりは、今後に繋がる期間でもあるわけです。
コロナ禍中、ストレスと共に
大停滞を余儀なくされておられる方が多く
このような島が出やすいかもしれません。
もしも、そういう方が手相鑑定を受けた場合、
「ストレスから内臓が弱っていますね、
肝臓(腎臓・胃腸)に大きな病気が潜んでいます、
今気を付けないと晩年命取りになるかもしれませんよ」
等々のアドバイスを受けて、
さらなるストレスを抱え込んでしまう事も考えられます。
もちろん、体調管理は大切ですが、
必要以上に悲観することはありません。
心配し過ぎは、逆にストレスからの病気を引き寄せてしまい、
やっぱり鑑定通りだった・・・などと
思い込んでしまうことにもなりかねません。
島があると言われた皆さん、
今は足踏みの時期なのです。
大変かもしれませんが、きっとトンネルは抜けられます。
島はジャンプ前の溜めの印だと思って
次の飛躍へ備えて下さいね。