コロナ禍で疲れ果てている状況の日本に
さらなる追い打ちをかける豪雨災害です。
今年の春以降
命を失った方
仕事を失った方
家や財産を失った方
日々の報道に胸が痛みます。
(前にも似たような事を書いたかもしれず、
同じことの繰り返しになってたらすみません)
大きな災害が起こるたびに僕が考えるのは、
これらの被災が事前に手相に出ているかと言えば
少なくとも僕の力量では読み取ることが出来ない、という事です。
おそらくその後の人生を通して
紆余曲折の流れと共に
運命線や生命線などに印を残していくのだろうと思いますが、
個人的・人間的な出来事を超える
天災や社会現象の類に関しては
それを先読みする力は僕には与えられていません。
と言うより、
それは手相鑑定の枠外にあるもののように思います。
たとえばこの先、自分の人生にどんなことが起きるのか
全てわかったとしたらどうでしょう。
それは安心のようでいて
実際にはすごく恐ろしいことだと思うのです。
人は生まれる前、自分の人生を計画してくると聞きますが、
それは体験してのみ学ぶはずのことがらで、
鑑定はその邪魔になりそうな気がします。
まあ、それは別としても
知らないからこそ生きていけることって、絶対にありますよね。
僕らはきっと
これだけは知らせてやってもいいだろうと
神様?がOKを出されたことだけ
チラ見せさせてもらっているんだろうなと思うのです。
生きていくための力になることだけ。
絶望の中にも希望が生まれることだけ。
その人らしく生きていくヒントになることだけ。
自分の鑑定力不足を棚に上げるわけじゃないけど、
僕の役目って、そういう形の鑑定かなと
災害の報道を見ながらまた思っています。