習字をさせなかった理由 | 手相カウンセラー 井田東吾

手相カウンセラー 井田東吾

あなたの心に希望の灯をともす、運命カウンセリング。
手相をメインとした多角的鑑定です。

 

先日ちょっと嬉しいことがあって、

今日は自慢話から入らせて下さい。

 

実はちょこっとした僕のメモ書きを見て

字が上手いとえらく褒められたんです。

 

嬉しくて、僕はその夜母に電話しました。

 

え~っΣ(~∀~||;)!!!

大の男がそのくらいのことで母親に電話?

アホちゃうか~?!!! と

思われたかと思いますが、スミマセン、

それにはちょっとわけがあります。

 

僕の母は書道の師範で、

字に関することでは

特別に何か感じる事があるようなのです。

 

で、

走り書きを褒められたぞ!と電話した僕に、

母は

それはよかったな~(*^▽^*)

東吾は走り書きの方が上手いし、

実はそこがいいんだし(b^-゜)

と、言いました。

 

何で?と聞くと

上手く書こうと丁寧に書くのとは違って

気を抜いた走り書きには

人間の素の部分が出るから、と言います。

 

そう言う字には

習って身に付くものとは別の

いわば人間性そのものが多く出ると言うのです。

 

で、それを褒められたというのは嬉しいねと

母は言いました。

 

ただ、綺麗な字と言われるのは喜ばしいけど

だからいいというのものでもないらしく、

どんな字でもその人が持つ人となり、個性で、

そのままで十分素晴らしい…

みたいなことらしいです。

 

 

そう言えば、母は僕ら兄弟に

1度も字を教えようとしませんでした。

鉛筆の持ち方すら好きにさせてくれました。

 

字が上手いと言われるには

いろんなパターンがあって、

もともとの人間性(魂?)によるものだったり、

美的感覚からくるものだったり、

書写を学ぶ真面目さだったり

それはもう、色々だそうです。

 

で、母曰く、

書写を学ぶ真面目さを僕らに求めるのは

ちょっと無理だろうと思ったらしいです。

人間性か、美的感覚か、単純にセンスか、

上手くなるものなら

ほっておいても上手くなるだろう、

あーだこーだと

形を学ばせるのは向いていない

向いてない子に教えるのは面倒くさい、

と思ったらしいです。

・・・へ?!

そういう オチなの(  ゚ ▽ ゚ ;)?!!!

 

 

って、何を長々と書いてきたかというと、

これって、

ちょっと手相と似てるな、と思ったのです。

 

走り書きと、丁寧書き、

素の人間性と、学んで身に付けた形、

母の言うそのニュアンスが

手相の左手と右手に、とても似ています。

 

面白い!!! と思いました。

これ、すっごく興味深いです!!!

 

一度母に時間をかけて

じっくり字の話、聞いてみたいと思っています。