今日のタイトル、意味不明でスミマセン。
台風が近づいてます。
東から西という、とんでもコースで、
前回の大雨で被災された地方の皆様は
さぞご不安なことと思います。
僕の住む高槻市でも
まだ地震の後のブルーシートが
掛けられたままというお宅がたくさんあります。
さてさて、3年前に亡くなった僕の祖父は
信じられないような体験談をたくさん聞かせてくれました。
タイトルの『空吹け』もその中のひとつです。
・・・と、ここまで書いてきて
あ、この話、祖父が生存中にも書いたような・・
と気づきました。
とは言え、リブログするのも味気なく、
祖父を懐かしみつつ、再度書かせていただきます。
祖父は大正15年生まれでした。
祖父が子供の頃の山間の田舎では、
台風の気配がすると
どの家でも戸口などに板を打ち付けて
補強に余念がなかったそうです。
(母ですら、台風前のトントンカンカンという音は
記憶にあると言っていました)
そして、近所の年寄りが鎌を持ち出して、
屋根の上で空に向かって振り回し
『空吹け~!! 空吹け~っ!!』と叫んだそうです。
暴風雨が地上を襲わないように、
上空だけで吹き荒れるように、と・・・。
一種のまじないだと思っていましたが、
もしかすると意外に本気だったかも知れません。
なにせ、祖父の話は『リアル!日本昔話』
(;´▽`A``。
嘘みたいなホントの話がわんさかありました。
祖父が亡くなった今でも、この『空吹け』話は、
台風が来るたびに思い出します。
当時の人から見たら、今は魔法の世界でしょう。
それでも、人間は自然の猛威には勝てません。
とにかく命を守るための、早い決断と行動をと
テレビでも繰り返し訴えています。
どうかこれ以上、被害の出ないことを祈ります。