セラのフードやおもちゃなど物色するのは
なかなかの癒しになっていて、
僕はよくペットショップに立ち寄ります。
今年のお正月休み明けの頃
いつものお店に出かけたら
ロシアンブルーの仔猫がいました。
とても可愛い子で、
僕がケージの前に立ち止まると
遊んでほしくてすり寄ってきました。
お店のスタッフさんがやってきて
にこにこして言うには、
「とっても人懐こい、いい子なんですよ。
甘えん坊で、自分のシッポを吸うんです。
お母さんのおっぱいだと思ってるんですね(^∇^)。」
とのこと。
だから尻尾の先だけ
毛が抜けちゃってるでしょ (°∀°)b
って・・・。
確かに尻尾の先の毛がなくなって
ローソクみたいになってました
その後、僕がセラのおもちゃを買って
再度ケージの前を通りかかった時、
その子は丸くなって座ってました。
そしてスタッフさんが説明したように、
自分の尻尾をフミフミし、
尻尾の先っぽを吸いながら
ウットリした目で眠りつくところでした。
それを見たら、
僕は切なくなってしまって・・・(´□`。)
お母さんと居たかったよな・・・。
いつも人がいる方が環境的にもいいだろうと
両親がセラを預かってくれている現状では、
僕はこれ以上猫を飼うことは出来ません。
それに何より、
この先また迎え入れることがあっても
それはホームレスの子に限ります。
それはささやかな僕の矜持で
ペットショップでは猫も犬も
買わないと決めているのですが、
それはまた、それとして・・・・・。
僕はどこかの優しい人が
あの子を迎えてくれただろうか、
今は思う存分家族に甘えて
尻尾を吸わなくてもよくなっただろうかと
あの子が買われていったことを
願わずにいられません。
そのくせ、あの日ケージの中で
無心にフミフミしていた姿が切なくて、
今もまだ
あのペットショップに行けずにいます。
こちらはセラのフミフミです。
▼フミフミフミ・・・フミフミフミ・・・
ハッとカメラに気づくσ(^_^;)
▼え!フミフミ撮ってるの?!
▼・・・・・・・ま、いいけど・・・・
フミフミフミ・・・フミフミフミフミ・・・