絵馬 | 手相カウンセラー 井田東吾

手相カウンセラー 井田東吾

あなたの心に希望の灯をともす、運命カウンセリング。
手相をメインとした多角的鑑定です。

 

 

エルサレム問題で世界が揺れています。

 

ユダヤ教と、キリスト教と、イスラム教

3つもの宗教の聖地だなんて、

いったいどれほどのパワースポットなんだと

想像してみて・・・。

 

3つもの聖地であるからには

元々のパワーもハンパないのだろうし

その上に長い歴史の中、軋轢を重ねてきた

信者たちのエネルギーも

ものすごく蓄積してるはずで・・・。

 

僕みたいなノンスピリチュアルな人間でも、

想像すると身震いしそうです。

 

 

 

現代日本の家庭では、

七五三にはお宮参りをし、

結婚式はチャペルで挙げ、

葬儀には僧侶のお経をいただくのが一般的。

 

僕もそんな平均的日本人として、

エルサレムのような歴史を背負った

宗教に基づく問題には

とてもとても考えが及びません。

 

 

ただ今回、

以前何かの番組で紹介されていた

日本の神社の『絵馬』の話を思い出しました。

 

絵馬を書いて奉納することが

『海外からの観光客に大人気』なのだと

いう話題です。

 

 

日本の神社では

絵馬に何を書いても、

何を願っても許される。

 

国籍にも、人種にも、宗教にも関係なく、

誰もがそれぞれの願いを込めて

絵馬を奉納することが出来る。

 

それは宗教施設としては

とても珍しいことなのだということを、

僕はその時初めて知りました。

 

 

単一民族、単一王朝で過ごしてこられた

日本人特有のものの考え方、処し方が

そこにはあるのだと思います。

 

そこには長所も短所も、

強みも弱みもあるでしょうが、

 

あらゆる国の文字で書かれた絵馬に

大らかな包容力と共感力を感じて

僕は何だか嬉しくなりました。

 

 

もうすぐまた新しい年がやって来ます。

今年は初めて

世界平和を願って

絵馬を書こうと思っています。