僕の母は
ギョッとするほどの天然素材です。
先日も、みごとな大ボケを放ちました。
先週のF1の時のことです。
僕らが帰省する前の木曜日、
JRで鈴鹿サーキットに出かけた両親が、
帰路、下車駅を間違えたそうです。
三重県はちょっと特殊で、
メインの鉄道は近鉄。
JRは本数も少なく、少々不便な土地柄です。
いつもは近鉄を使うのですが、この日は
乗り継ぎの関係でJRを利用していました。
その時、隣で居眠りをしていた父を起こして
下車を促したのは母なのだそうです。
母が言うには
「何で間違えたかわからない~(≧∇≦)」
「車内アナウンスが、
最寄り駅を言った気がしたんだけどな~」
「何で間違えたかわかるくらいなら、
間違えないって~(≧∇≦)」
と、涙をこぼしながらの大爆笑。
何をそんなに笑っているかといえば、
下車したのは各駅停車の無人駅で、
1時間に1本のローカル線。
最寄り駅とは明らかに違うのに、
天然ボケの母は気づきもせず、
父も寝ているところを起こされ
慌てて下車したせいで、
瞬間、ぼんやりしていたらしいです。
父がハッと気づいた時には
発車したところだったとか。
本数の多い近鉄線に乗り換えようにも
最寄りの駅まで徒歩6km、
バス路線はなく、タクシーもなし。
2度と降りることもない駅だろうからと、
田んぼしかない景色を見ながら
2人は1時間を過ごしたと言ってました。
「ホントにまぬけ~、あり得ん~」
(。>▽<。)と、
母があまりにも笑うので、
父はもはやあきれ顔で
「俺も居眠りしてたからな・・・」と、
苦笑いしてました。
そんなこんなのF1休暇の終わり、
松阪駅で特急到着のアナウンスに
急いで自販機のお釣りを取り、
買った野菜ジュースを取り忘れた僕でした。
いやいや、
あの天然ボケとは違う・・・はず(゚▽゚i)