中指に向かって伸びる運命線。
成功運を語る時
話題に上りやすいのがこの運命線です。
手首辺りから中指の付け根まで
真っ直ぐに長く伸びると出世すると言われ、
かの豊臣秀吉は
自分の運命線が短いのに腹を立て
自分の手の平に、刀で傷を付けたという
言い伝えもあるほどです。
運命線には多くの情報が詰まっていますが、
それはまたの機会にお話するとして、
今日は、
そもそも、運命線がないとダメ人生なの？
って話です。
切れ切れだったり、うっすらだったり
一部だったりしながらも
多くの方にこの運命線がありますが、
中には全く運命線が見当たらないって方も
確かにおられるんです。
で、
そんな方が幸せから見放された
辛く寂しい人生を送っておられるかと言うと
全然そんなことはありません。
と言うより、
そもそも、成功だの出世だのを気にせず、
周囲とその時々の流れに乗って
自然体で生きてこられた
幸せ上手、
って印象が強いんです。
女性の場合が多くて、
僕は、幸せになれるひとつの個性ですよ、と
いつもお伝えしています。
さて、僕は先日
ガテン系と言われる職種の男性５名、
一度に拝見する機会を得ました。
それはもう、
男の僕が見たってほれぼれするほどの
男前の手の平でした！
厚みのある力強い手には
ところどころに固いマメと
キッパリクッキリした基本線！
自信に溢れた、迷いのない、
クヨクヨしない手相です。
意外にも？ロマンチストだったり、
見かけによらず恥ずかしがり屋だったり、
何かと相談を持ちかけられる個性だったり、
それは賑やかに盛り上がったのですが、
その５名様、
揃いも揃って運命線がない・・・
━━━(ﾟoﾟ〃)━━━!!!。
部分的にうっすら短く
出ている方も若干ありましたが、
何といっても、キッパリクッキリの
基本３線に比べると存在感がなくて。
そのことを話すと
皆さんとても驚かれていましたが、
僕も驚きました。
でも、その時つくづく思ったんです。
出世だの、成功だのを気にせず、
社会貢献だの、人生の価値だのと
取り立てて考えることはないけれど、
全力で働いて、
周囲を大事にして笑って生きる。
性に合ってて、これがいいと
皆さん口を揃えて言われました。
やっぱり幸せ上手だ～
(･∀･)/！！！
幸せの物差しは人それぞれです。
皆が皆、
豊臣秀吉みたいじゃなくていいんです。
運命線のないところに確かにある幸せを
実感した鑑定でした。