セラは午前中、
居間のクッションの上でウトウトして過ごします。
その間、居間の外の樫の枝にはメジロが、
門扉横の塀の上にはスズメが、
その他にもいろんな鳥たちがやって来ます。
ハッと目覚めた時には
「エ゛エ゛エ゛エ゛」と鳴くものの、
まずほとんどは眠り姫。
やがて昼時になり、
絵を描いていた母がテーブルを片付け、
昼食の支度に取り掛かろうと
台所に立つやいなや、
セラはむくっと起きて、クッションから飛び降り、
母のそばに駆け寄ります。
「お母さん、お昼!セラにもスープ下さ~い!」
「お母さ~ん、スープ欲しいです~!」
「スープ!スープ!♡♡♡」
エ~ンエ~ンの催促です(;´▽`A``。
▼お母さ~ん、スープ下さ~い♡
この際、僕が帰省している時には
母は階段の下から
僕の部屋に向かって声をかけます。
「お兄ちゃ~ん、セラにスープ!」
(母はセラに話しかける時、
僕のことをお兄ちゃん、
兄のことを、大きいお兄ちゃんと呼びますσ(^_^;))
するとセラは、ドドドドドッと階段を駆け上がり、
僕の部屋の前で出待ち。
セラの食べることに対する、この燃える情熱には
もはや笑うしかありません(;´▽`A``。
今のところ、セラのおやつは
『ボーノスープ』に水をたっぷり加えて
シャブシャブに薄めたもの。
セラのお昼と夕方の
大好きおやつタイムです。
▼嬉しくて尻尾がくるんと上に
スープを飲んでしまうと、
嘘のように静かになって
セラはやっと本業の見張りのお仕事に戻ります。
▼午後の定点観測スタート