以前にも書きましたが、
僕は中学卒業まで、山間の田舎町で過ごしました。
僕らの学年は、特に人数が少なく、
たった1クラスの20名にも満たない学年で、
僕らは、保育園から中学卒業まで
まるで兄弟みたいにして育ちました。
卒業式の日、
校長先生が言った事を覚えています。
「君たちは今日まで、
ずっと一緒の電車でここまで旅してきた。
ひとつの車両で、目的地も同じだったけれど、
明日からは、それぞれが違った電車に乗って
別々の目的地に向かって出発するのです。」
みんなが一緒だった電車から降り、
たったひとり
知らないところに向かう自分を想像して、
瞬間、心細さを感じたこと、今でも覚えています。
思えば、
あれが人生最初の岐路。
ほんのちょっぴりの別れ道。
その後、いったいどれ程の数の岐路に面してきたかな、と振り返り、
多分、みんなよりかなり多目だろうなと
自分の手のひら見ながら苦笑いです。
あの頃、手相を知ってたら、
こんなに回り道しなかったのにな、と思いつつ、
知らないままに
思いっきり悩み倒して、歩いてきたここまでの、あれもこれも、
実は今の自分に必要な経験だったこと
自分でもわかってます(*゚ー゚)ゞ。
今日は母校の卒業式。
人生最初のひとり旅に出る、後輩たちの門出です。
みんな~、頑張れ~!!
一杯迷って、
一杯悩んで、
一杯楽しめよ~!!
ヾ(@°▽°@)ノ
そしてもしも、
いつか迷いに迷って、
とうとう立ち止まってしまった時には
きっと役に立てるから、
僕に、君らの足元を照らす手伝いをさせてくれ~!!!
・・・・・
なんて熱く思いました(*゚ー゚)ゞ
卒業シーズンです。
新しい門出を迎える皆様に
心からのエールを!!