先日、僕の乗っていた電車の目的地近くで、人身事故がありました。
途中の駅で、電車はストップしてしまい、
乗客は乗り換えのためにどやどやと下車し始めました。
ところが、駅員さんの案内が充分でなかったのか、
ホームで待っていた人たちが、
平常通りに乗車しようとするのを見て、
やはり運行するの?と、とまどう人が出て、
電車のドア付近は、ごった返してしまいました。
僕の前には、中年の女性と、そのお母様らしい年頃の2人連れがおられたのですが、
判断に迷ったようで、しばし立ち止まられたのです。
その時、
僕の後ろから、サラリーマンとおぼしき中年の男性が、
「出るのか入るのか、はっきりしろ!」・・・・・と、まあ、
そんな風な意味のことを、きつい口調でたたきつけました。
男性は急いでいたのだと思います。
それはよくわかります。
僕も急いでいましたから。
でも、いきなり怒鳴られた人たちはもちろん、
僕も含めて、その周囲にいた人たち全員が、
その一声で、一気に嫌な気持ちに突き落とされました。
さて、
セラのお話です。
セラは、松阪の実家にいる時には、
朝目が覚めても、じっと両親の起床を待っています。
目覚まし時計のアラームが聞こえるか、
もしくは話し声が聞こえるまでは、
1階の居間でひとり待っているようです。
どうしてもお腹が空いて、我慢できなくなった時だけ、
2階の両親の寝室の前に行き、鳴くそうですが、
最初はとても小さな声で、ミィ・・・・ミィ・・・・と、
鳴くようで、
両親が起きないと、
ちょっぴりボリュームを上げて、鳴いてみるようです。
その遠慮がちな、申し訳なさそうな声には、
猫ながらの気遣いが感じられて、
感心しながらも、思わず笑ってしまうのだと、
両親が言っていました。
猫だって、
いきなり大声で主張しないだけの、分別を持っています。
セラに恥ずかしくないような、言葉のかけ方をしないとな、と、
あらためて
自分にも言い聞かせた出来事でした。
▼初めて松阪に来た頃のセラ。今よりちょっぴり小柄な感じ。
▼やっぱり手術後の左の目は、少し細目かな。
今日は、ちょっとした出来事から、
セラの事を思い出して記事にしてみました。
今日も最後まで読んで下さってありがとうございます。
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