山桜ってご存じでしょうか

僕は山に自生している桜、くらいにしか思ってませんでした。
6年程前になりますが、
実家の近くにトンネルができました。
ある日兄が母に言っているのが、耳に入りました。
「今度できたトンネルの名前、何やと思う?」
「松阪第1山桜トンネルらしいよ!」
それを聞いた母が、
「あ!なるほどね (*^-^)b 」 と応えています。
僕は2人の話が意味不明でした。
いったい何が、なるほど・・・・・???
何のこと?と聞いてみると、
「え~、お前知らんの?学校で習ったと思うけどな」と、
兄が教えてくれました。
『しき嶋の やまとごころを人とわば 朝日ににおう山ざくら花』
国学者 本居宣長の有名な歌で、
一般には、日本人の心を歌ったと言われているそうですが、
実際には彼個人の心を、表現した歌なのだそうです。
その本居宣長は松阪の人、 ▼写真はウィキペディアからです
そしてそのトンネルの近くには、

本居宣長の奥墓があるのです。
その時一緒に、山桜の話も聞きました。
僕らが知っているソメイヨシノと違って、
もとから山に自生していた桜で、
葉と花が一緒に芽吹くため、
小豆色の葉と、ピンク色の花が、一緒に開くこと。
元来、日本の象徴とされた桜は、この山桜なのだということ。
ああ、そう言えばそんな桜見たことあったな・・・・・と、
ぼんやり思い出しました。
ついでに、市内の老舗和菓子店の、
『山ざくら』という名前の、最中の意味もわかりました(*^.^*)。
山桜はソメイヨシノとちがって、
開花に個体差があるため、一気に散ると言うことがなく、
長期間にわたってお花見が楽しめるそうです。
もし、まだどこかで、花と小豆色の葉が一緒に開いている桜を見かけたら、
それはきっと遅咲きの、山桜だと思います (*゜▽゜ノノ゛

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