世の中の流れで、
実家の両親も、ネットでの買い物が増えてきました。
これは、母が僕に話してくれた、ネット購入での打ち明け話です。
昨年末、母は父の肌着をネットで買ったのだとか。
BVDの半袖Tシャツが父の定番で、
母はその日ネットで見つけたお店で4枚、注文しました。
振込後、
届いたTシャツは5枚でした。
振り込んだ金額も、同封の納品書も4枚に間違いなくて、
ごく普通人の母は、
「1枚よけいにもらっちゃった

でも、ちょっと考えて、
「これって、正直に連絡しないと、バチ当たるかな~?」と、
まじめ人間の、父に聞いてみたらしいです。
どうも母は、
父を良心のものさしに使ってる様子があります (^▽^;)。
父は、ちょっと笑って、
「そりゃ当たるやろ。もう1枚追加で振り込んどけば?」と
言ったのだとか。
やっぱりね、とは思いつつ、
母は内心ちょっぴりガッカリしたと言ってました (;´▽`A``。
連絡をすれば、おそらく、
着払いで返送して下さいと言われるだろうな、
面倒だから、
やっぱりもう1枚分振り込んで、5枚買おうかな、
などなど考えながら、
母は翌日、相手側に電話連絡したのだそうです。
事情を説明すると、
相手側は、ためらうことなく、
「結構です。ご迷惑をおかけしましたが、そのまま受け取っておいて下さい。」
と言われたのだとか。
即答されたので、逆に母がうろたえて、
それでは申し訳ないので、と言うと、
「いえいえ、お手数をおかけするには及びません」と。
Tシャツですから、さほど高い物ではありませんが、
だからこそ、小さな利益を積み重ねる、堅実な商売だと思います。
それでも、
損得よりも、顧客を大切にする社風が、
きっぱりとした即答から、とてもよく伝わってきた、と、
母は言ってました。
「あの時、黙ってもらってしまわずに、
連絡してよかった、
恥ずかしいことをしないで済んでよかった。」
(父のおかげ・・・・だとは言わなかった。こらこら (^o^;) )
「まるで、金の斧と銀の斧の、童話みたいやと思った。」と、
母はコッソリ話してくれました。
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