クリスマスカードに愛を込めて | 手相カウンセラー 井田東吾

手相カウンセラー 井田東吾

あなたの心に希望の灯をともす、運命カウンセリング。
手相をメインとした多角的鑑定です。



お店にきれいなクリスマスカードが並ぶ季節になりました。

今日はクリスマスカードのお話です。



僕にはニュージーランド人の友達がいます。

僕が高校生の時、彼のご両親の家に
家族で滞在させていただいたことがありました。


年末の10日間程度のニュージーランド旅行でした。

こんな機会はもう二度とないだろうと、
僕たちは現地のクリスマスを、
彼のご家族と一緒に過ごさせていただいたのです。


南半球の国のツリーには、雪の飾りはありませんでした。
湖に面した大きな居間の暖炉の上には、
今年届いたたくさんのクリスマスカードが、
きれいに立てて飾ってありました。


イブ目前のある日の午後のことです。
彼のお父さんは、僕たちを美しい教会に連れて行ってくれました。

彼らの地区の教会ではなく、
離れた町の、古い立派な教会でした。
きっと僕たちに、由緒ある教会を見せて下さったのだと思います。


いかにも厳かな祭壇横の片隅に、小ぶりのクリスマスツリーがありました。

ローソクも星も、きれいなオーナメントもない、
ただただ、たくさんのクリスマスカードがかけられたツリーでした。


それは日本の七夕のようで、
子供達がプレゼントのお願いでも書いて飾るのだろうかと思った僕は、
あのツリーは何ですかと、彼のお父さんに聞いてみたのです。

すると、
あれは郵便で届けられない人へのクリスマスカードなのだと、
お父さんは教えてくれました。


別れ別れになって、今では住所もわからない人、
事情があって、カードを贈れない人、
そして今は亡き大切な人たち・・・・・。

ああしてツリーに飾って、みんなで祈り、メッセージとともに愛を届けるのだよと、
お父さんは教えてくれました。



クリスマスカードの季節が来るたびに思い出します。

そして、きっと色とりどりのきれいなカードだったはずなのに、
僕の記憶の中にあるカードたちが、
みんな美しい白なのが、とても不思議です。




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