伝説の犬(チャチャと花子1) | 手相カウンセラー 井田東吾

手相カウンセラー 井田東吾

あなたの心に希望の灯をともす、運命カウンセリング。
手相をメインとした多角的鑑定です。



僕はとびきりのネコ好きですけど、もちろん犬も大好きです。

実は、僕の家では伝説のようになっている、
2匹の犬がいます。

まるで人間のように、ありありと魂を感じさせて、
ある意味、人間以上に飼い主と心を通わせていた彼女たちの話を、
僕はどうしても記事にしたいと思いました。


手相にも人相にも関係なくて、

おまけに僕が生まれる前から幼い頃にかけての話なので、
両親と兄から聞いたところも多のですが、

よければ2匹の犬のお話、読んでいただけると嬉しいです。



僕のじいちゃんのお父さん、つまり曾祖父は猟師でした。
もちろん本業ではなく、地元の猟友会に所属して、
田畑を荒らすイノシシや鹿などの個体数が増えすぎたとき、
町役場から依頼されて狩りをする猟師です。

そして、じいちゃんの弟、つまり大叔父がその跡を継いで狩猟をする人でした。

僕はもちろん曾祖父は知りませんが、
我が家のように出入りしていた、近所の大叔父のことはよく覚えています。
そして、大叔父が愛していた犬たちのことも。



猟犬は必ず日本犬、それも雑種、そして雌犬に限ったそうです。

子犬が生まれると、しっぽを持ってぶら下げて、
そこで「キャンキャン」と鳴かない犬を選んだとか。

鳴いちゃう子犬達は猟犬には向かないと、
ペットとして飼って下さる方に、もらわれていくのだそうです。

そんなテストに残った子犬は、ちょっと大きくなると、お母さんと一緒に山に連れて行きます。
そこでもまたテストがあって、
まず人間より後ろを歩きたがる犬はダメ、
(ペットのお散歩との大きな違いですね~)
そして山で迷ったとき、さっさとあきらめて、先に家に帰ってきてしまう犬も失格。
もちろん、銃声を怖がる犬もアウトです。
(雷はとても怖がってましたが、これは全然OKらしいです)

そうして選ばれた歴代の猟犬たちの中でも、
ビックリするほど賢くて、大叔父が心から愛していたのが
チャチャと花子という、母娘2匹でした。


長い記事です。
次回、両親から聞いたチャチャのお話をさせていただきますね。

最後まで読んで下さって、ありがとうございました。