「カピカッピなるけまればんが」
私は、高校時代、ソフトテニス部に入っていました。当時は「スポ魂」で
朝練から始まり、夜遅くまで放課後練習、合宿、試合の練習、とにかくテスト期間以外は
部活で一日が始まり、一日が終わると言う毎日でした。
私は、友達に誘われて入部し、テニスは初心者でしたので、初日はバタンキューでした。
顧問の先生は「ガッツ石松?」に似てました。厳しく優しく(笑)指導して下さいました。
前衛をしていました。ペアを組んだMさんも、特別進学コースで、勉強と部活を両立していました。
すごいなと思いました。高校の時に、嬉しかったのは高校の市の大会で、
初心者で3位に入賞した事と、インターハイ予選まで出場出来たことです。
もちろんペアは初心者のMさんでした。
「カピカッピなるけまればんが」 ・・・と言う
怪しい(笑)呪文みたいな言葉は、自分に負けそうなとき、メンタル面が試合に左右するので、
唱えたオリジナルの自分を励ます言葉です
反対から読むと・・・「がんばれ まけるな ピッカピカ」です^^
一番強烈なのは!!ボレー練習で顧問のボールが、顔面に当り倒れながらも
「もう一度、やらせて下さい」と痛みに耐えながら立ち上がった事
スマッシュ100本うちで、一本でもミスれば最初からやり直しと言う合宿でした。
スマッシュは決まり99本目なんと私は0からやり直し、みんなに申し訳なさでいっぱいで、
その時 「カピカッピなるけまればんが」 を、心で言いながらスマッシュして
また、99本目・・・「S頑張れ!!」と声援そして4時間半かかって「スマッシュ100本打ち」に成功!!
きっと、みんなハラハラしていたと思います。拍手が起きました(泣)
そして、高校3年生で、インターハイ予選出場、高校生活最後でしたが、惜しくも3回戦敗退でした
(私がミスと苦手な左ストレートボレー打てなかったのです)Mさんは泣いていました。
私はMさんに申し訳なさから、ずっと「ごめんね」「頑張ってくれてありがとう」って
声をかけれず、自分を責めていました。
今、思えばMさんも、私も初心者で入部し「青春時代」テニスできた事は後悔していませんが
「Mさんのおかげです!!ありがとう!そしてごめんね・・」
あの時Mさんに「ごめんね」って言えなかったから、ここで言わせて下さい
私だけの力でここまで来れたのではなく、「力を合わせた結果」だと思います。
Mさんのおかげです。ありがとうMさん!! MOMO