2015年
明けまして
おめでとうございます。
3日から稽古が再開し、既にお正月気分も過ぎ去ってしまいましたが世間は明日から仕事初めですね。
今日は世田谷美術館での稽古だったので、砧公園をぶらぶらと歩きました。
ここは珍しく大きな白樺の樹もあるので、ついつい見入ってしまいます。勿論それ以外の樹も沢山居ます。
本当は御嶽山に登りたくてウズウズしていますが、もう少し人気がなくなる時期を待とうと思います。
というか、あと4日後に本番なんですよ。
それが落ち着いてからです…。
今日は久しぶりにエントランスを使って動けたのと、照明や音響スタッフの方々も入ってのリハーサルなのでかなり緊張感がありました。
もう多田さんの演出は3回目なので予想はしていましたが、今回も色々な意味で追い込まれています…。
勿論日本人同士なので言語も通じるのですが、振付家とダンサーのような関わり方とは随分と違った関わり方なので、創り方のプロセスはすこし特殊だと思います。
振付をされる場合、振付家がこう踊って欲しいという振付の質感やキャラクター、身体の使い方やシーンの意味合いなどを渡されることが殆どです。提示されたものに向かって自分の身体や思考を擦り合わせていく事が主で、事細かく作家のイメージに寄せていくこともしばしばあります。
ここでは、なんて言うんだろう…
とりあえず勝手にやってるんだけど、勝手ではなくなってくるという不思議なことが起こります。
敢えて言うなら、意識の共有…
具体的なアクションはとにかく自分で探して掴まえてみる。でもそれは、恐らく完全に自由ではない。
多田さんの作品はいつもフワフワしたところから始まるくせに、踊ってると
うわー!!!!
となるところが嬉しいのです。
何でこんなに踊らされてんだ!?
と、いつの間にかアップもしてないのに汗だくになってて共演者の福田さんと裏で文句を言っています。笑。
あと、今回は場所もとても強いです。
世田谷美術館のエントランスは、とにかくはっきりとした強い環境。稽古場での稽古が難しい。
場所と、人。が作品である。
エントランスはまさに、
そんな作品だと思います。
年明け公演だというのに、チケットの売り上げは上々のようです。宜しければお早目にご連絡&ご予約をお願い致します。
て、ゆーか、
すっかり宣伝になってしまってごめんなさい。まあ、つまり自分の正月はこれが終わらないと始まらないのです。
あー、実家に帰って犬猫に会いたーい。
猫と風呂に入りたいです。
今年もよろしくお願い致します。