カルテ⑭
みなさん、おはようございます
村中 智子です
O婦人の個室は事故防止の目的で
いつも🚪を開けていました。
勘の鋭い婦人は👣音で
パン屋のねーちゃんだと当てます
隣の個室へ用事があるとき、
O婦人の病室を通る場合は
なるべく足音を立てないように歩いていました
しかーーし
(O婦人)
『パン屋のねーちゃん!!!』
と病室から呼ぶのです。
そう、足音で当てられていました
それから、しばらく時間が過ぎ
段々とO婦人の心不全は
悪化していったのです
なんとなく、数日かな?と感じていました
その日も私はOさんの担当でした。
(心臓血管外科医、病棟クラーク・看護助手さんたちと📷)
19時から病棟歓迎会があり
夜勤以外のスッタフで
新宿で会食🍷
その後、お決まりのカラオケへ🎤
そして・・・3時にお開きに🚖。
4時頃、
寮に戻ったのですが
胸騒ぎがして眠れないのです・・・。
結局、一睡もせずに
いつもより早く🚋病院へ出勤したのです
予感は外れて欲しかったのですが・・・。
7時に病棟に上がった時
O婦人の病室前に
救急カートが
私はギリギリ間に合い
O婦人の最期に立ちあえました🌈
それから、
清拭や着替え👘、化粧をさせていただきました。
ケアをしながら
色々な思い出が蘇り
自然と涙が出ていました。。。
いや
号泣でした。
O婦人が旅立った日
それは
親友の誕生日でもある
4月24日
看護師人生の中でも
かなり個性的な女性だったOさん
令和になった今でも忘れることはありません。。。
次回へつづく・・・
💎最後まで読んでいただきありがとうございました💎
ステキな土曜日を
よろしければ、💎インスタ💎Twitter💎もよろしくお願いします
またの受診を待っとるけん 🍀TOMOKO🍀