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ねじ曲がり もがいた時間も

気が向いたらなんか書きます

ちょっと前のブログで書きましたが、小原涼の「ココじゃない透明」を知り「この曲凄い!」と呟いていたところ、宣伝部のみさきさんから作曲者の眞鍋さんの存在をお教えいただいて

「小原涼きっかけでこんな凄いアーティストさんみつけられた!」

そんな気持ちだったわけです。

そうなるとやはり音源が欲しくなるじゃないですか。実はこのたび、ようやく眞鍋さんのCDを手に入れることが出来ました。その日は東京にも大雪が降った日でしたが、帰宅早々にCDをスマホに取り込み、聴き込みスタート!(みさきさん、代行ありがとうございました!)


ここ数日聴き込んでいるわけですが、これは是非みんなに知って欲しい作品内容。眞鍋さんの了承も頂けましたので、ここで紹介してみます。(久しぶりのアルバム全曲レビューw)

 

 

Around the World/真鍋貴之

 

Introduction

アコギ一本での静かな幕開け。アルバムのイントロダクション的な役割でしょうか。1分22秒の緩やかな流れで、ランディ・ローズのDeeみたいな感じ、で伝わるでしょうか。


in the winter's night

と、いきなりキラーチューンが登場!「透明」の系譜的楽曲、ハモリの美しさと疾走感があってマイナーキー、自分にとっての「眞鍋節」がこれになります。あいかわらずギターのリフが神懸っていて、リフメーカーとしても超一流であることが証明できる一曲。配信でもおなじみの一曲ですので、ぜひ多くの人に聴いて欲しいです。めちゃカッコイイから聴いてみて!


Around the World

アルバム名を和訳すると「世界中の」になるので、このアルバム全体で世界を表しているのかと推察。この曲は冒頭でシタールが使われていることから、さながら「インド」あたりでしょうか。シタールと言えばザ・ビートルズの”Within you without you"を連想しそうですが、あんなに難解ではありません(笑)キャッチーでメロディアスに使われています。


夢幻泡影

ピアノ、オルガンをバックにした浮遊感のあるバラード。ジェフベックグループあたりをなんとなく思い出しました。(といってもジェフベックグループはそれほど詳しくなかった…)


hangover was so bad

一転してダークなプログレッシヴメタル系楽曲。硬質なリズムと構築美のある展開はドリームシアターあたりが好きな方におススメ。ギターソロは「これでもか!」という弾き倒しで圧巻!終盤はブライトなメロディで幕を閉じる…緊張から解き放たれる瞬間の美しさにため息。


avec toi

意味はフランス語で「あなたと」。タイトルと曲調から「夕闇のパリの街並み」をイメージしました。マイナー調でアコギだけで展開されます。モノクロの映画が似合いそうな一曲。(第三の男的なやつ)


tipsy dance

バイオリンとマンドリンでサウンド全体が包まれていて、どことなく東欧のイメージ。スイスとかブルガリアとかの高原とでも言いましょうか。タイトルの英語を調べたら「ほろ酔いダンス」。なるほど。


散り行く花びら

ハーモニクスでスタートする切ないメロディ。散りゆく花びら=桜と勝手に解釈しているのですが、切なさがガットギターによって強調されている気がします。

 

a sea of clouds
ここで来た!ピアノ始まりの壮大な泣きのバラード。「パリの散歩道」や「エンプティルーム」といったゲイリー・ムーアを彷彿させる泣きメロの洪水。ピアノとアコギとの共演という大好きな構成で、映画やドラマのハイライトにピッタリ。(崖で犯人が自白する的なやつ)

 

SledgeHammer
ハモリを持った力強いリフが印象的なロック曲。配信でもおなじみの一曲だったはず。力強いメロディはスポーツ、特に格闘技などに合うのではないでしょうか。

 

Let's go out with a Beer♪

明るいシャッフルですが、サークルゲーム程速くはありませんw

ブライトな音色とメジャーの旋律が解放感を助けてくれますね。砂浜で太陽をいっぱい浴びてビールを飲みたくなる気分に。これに歌詞を乗っけて小原さん、歌ったらいいのになぁ。


New Journey

ゆったりと流れる明るいバラードで、作品のエンディングを感じさせるソフトランディング的な一曲。これも歌詞を乗せたら良い感じの一曲になりそう。サビに力強さを内包していますから、なおさらそのように感じます。

 

この曲に限ったことでは無いのですが、チョーキングに色気がありますね。これは譜面では表せない表現力の豊かさの証明だと断言します。


conclusion
バイオリン、チェロが使われています。このブログはモノノフさんも見てくださっているのでこれが伝わりやすいと思うのですが…ももクロの「灰とダイヤモンド」の間奏(国立で風船飛ばしたアレ)的に盛り上げ、後半から一気に華やかな展開になり、アルバムは大団円を迎えます。

 

 

以上全13曲、こんな感じです。伝わるかなぁ。

 

 

ギタリストのインスト作品って大きく分けて「ふたつ」あると思っています。

  • バラエティ豊かに多彩な音楽性がある作品
  • 傾向を絞ってある一定方向にフォーカスした作品
これ、どちらが良いとか悪いとかの話ではなくて「作り方の違い」。この眞鍋さんの作品は前者だと思うのですが、コンポーザーとしての多彩さが垣間見える作品で、長く付き合える一枚になっています。
 
(未音源化のハッピースを含めた)王道小原曲からバラード、ハード系の曲まで幅広く手掛けた珠玉の曲たち。素晴らしいアーティストさんと組んでいるなぁ~と。
 
 
 
↓ぐるぐるバットでエアギターさせてる場合じゃないですよ(笑)

 

 

眞鍋さんの配信を観るとわかるのですが、音源化されていない曲が、まだまだ沢山あります。そう簡単にはいかないと思いますが、なんとか音源化して欲しいですね。

 

ところでちょっと疑問。

 

ツイッターや小原のCDクレジットでは「眞鍋香我」さんなのですが、CDは「眞鍋貴之」さん名義。仕事内容によって使い分けているのでしょうか?

もうひとつ。小原さんは眞鍋さんを「なっちゃんさん」と呼んでいるようなのですが…なっちゃん?「まなべ」の「な」をとって「なっちゃんさん」なのでしょうか?ふしぎー。

(宣伝部各位:もし微妙な案件だったら、ここはあとで編集して削除しますのでこっそりお教え頂けると幸いですw)