ハラスメントが会社を潰すガーン

如何にもショッキングなタイトルでびっくりした方も多いことでしょう。

私が辞めたいと思った原因の一つです。

私は終盤に社長と2年前から一部社員にハラスメント発言とハラスメント行為を受けていました。それが原因で適応障害(うつ状態)、パニック障害を罹患しました。それで2ヶ月ほど会社に行けていません。

 

大企業はハラスメント行為についてかなり敏感かと思います。

中には大企業であっても

ハラスメントって美味しいの?新しいタバコの銘柄?

くらいに思っている方々もいるかも知れません。

 

ハラスメント?=いじめ又は人を困らせたり嫌がらせすることです。

「いじめ」って子供たちだけのものではありません。大人も十分対象になっています。

受けたことないって人がいたらそれはラッキーなだけか、本人がハラスメント加害者である可能性もあります。

 

そんなのやられるやつが落ち度あるからだろ!という人は下記の動画を見てください。

ハラスメントはやる奴が悪い!

もしハラスメント被害にあってる方がいて

私のように適応障害(うつ状態)パニック障害になっている方がいるとしたら声を大にして言いたい

「あなたは悪くない、我慢せずにすぐ逃げろ」

あなたの精神、体はあなたのもので、会社のものではありません。

会社はあなたが健康を害したからといって責任を持ってはくれません。

ほとんどの会社は労働者を簡単に使い捨て、部品交換をするように人を入れ替えます。

 

古い(定年間近の方や我々年代の方)は我慢が足らん、愛のムチなんて自分勝手な主観で若者や部下たちを鼓舞するでしょうが、現代は違います。

反論したり現代の正論を上の人たちに言ったら、何ていうか・・・「最近の若いもんは」何て言葉も聞こえてきます。

まだ大概の企業は昭和と平成が残っています。考え方だけでなく人として残っています。

 

当社の社長も「ハラスメント?そんなの知らない、知らなくても今までやってこれた。そしてこれからもやっていくつもりだ。人脈作ってさらに上のステージに1日も早く上がらなければいけない、ハラスメントは二の次三の次だ!!」何てほざいていました。

七光2代目ボンボン社長はこれだからダメ。

上ばかり見て足元を見てない。

今まさに足元をすくわれそうなところを見ていない。

踏み出した1歩が実は泥沼で沈み込んでいる事さえ気づかず、上を見て足だけバタバタしてさらに沈み込む。

 

例え話はこれくらいにして

ハラスメントって今言われている種類はかなりあると思います。

パワハラ、セクハラ、マタハラ、スメハラ、カスハラ、等々50種類以上あると言われています。

「これじゃ怖くて何もできないよ」何て声も聞こえて来そうですが、良識のある行動さえとっていれば引っかかる可能性は低くなります。そこで良識とはという言葉と行動が気になるでしょうが、例えれば自分がヤられて嫌な行為、相手が不快に思う行為がハラスメントになる可能性が高いということになります。

何気にかけた言葉がセクハラになったり、パワハラになったり、良く聞く事だと思います。

 

令和の時代に存続する企業において何故そのようなことが起こるか考えたことありませんか?

それは企業側(幹部、管理職)も社員(従業員)も何がハラスメントになって何がハラスメントにならないか知らないからです。私の勤めていた企業もそんな教育したこともされたこともないし、教育の必要性を微塵も感じていないからです。

労使のお互いが正しいハラスメントの定義、ハラスメントの対処方法を知っていれば定義も明確になっていて、対処法もルーチンに沿って淡々と行われ、ハラスメントをした加害者は懲戒で裁かれる。その流れがまだまだ昭和のままなので精神論が出てきます。精神論では表面上解決したように見えても何も解決しない場合が多いのです。

気持ちよく働ける環境なんて夢物語何です。

 

↓ハラスメント対策に関するフローチャートが載っています。「ストレスチェックマガジン」さん参考になります。お暇なら覗いてみてください。

実際に実行するには様々なハードルもありますが、役に立たないコンサルの講演よりやっておいて損はない。

本当に小さな企業(10人未満程度のアットホームな環境)であれば中にはハラスメント何て起きない場合もあるかも知れません。しかし起こってしまったら地獄絵図に変わります。

大企業の場合たまにしか顔を見ない人にネガティブなこと言われても、忘れる頃にまた顔を見るだけだから我慢もできるかも知れません。ですがいつもいる人たちは戦々恐々です。

 

社内においてハラスメント放置の何がいけないか?

ハラスメントが起こることで社内の雰囲気が悪くなる→

ハラスメントを受けている一部の社員が精神に異常をきたす(適応障害、パニック障害、うつ病等)それによって休職者や離職者が出る→

社員が減れば他の社員に皺寄せが行き、更なる重労働を強いることになる→

仕事量が増え過労者が増え耐えられなくなり離職者が増える→

離職者が辞めたら新しい人を募集する→やはり職場雰囲気も悪いし、忙しく付いていけないから社員辞める→

今の時代人は入ってこない→在職者ストレスMAX、ハラスメントが起こることで更なるハラスメントが起こる→社内ギスギスMAX→

ぶら下がり社員、茹でガエル社員、もう少しで定年社員等主力となる戦闘員以外が残る→そもそも戦闘力が低いので成績は上がらないが給料は一丁前だが会社の体力が削られ企業体力低下で給料下げる→弱貧戦闘員逃げる→経営陣と一部の管理職しか残らない→働いてくれる人がいない→社長一人でも頑張る?無理!!→企業存続困難→倒産

という流れです。このルーチンは至る所でループすると思います。

ちょっとオーバーだよ何ていう人もいるかも知れませんが、小さなハラスメントが頻発している会社には大きなハラスメントも起こる可能性が大きく、ハラスメント行為をしている本人は「ハラスメントしている」という認識もないので、受けている側がそつなく黙って退職しているケースが多いのです。そして闇に葬られる。

最終的に企業は労働者に色々要求してきます。売上上がらないと給料上げられないとか、ボーナス払えないとか、残業代払えないとか、まさにブラック企業としてなるべくなっています。些細な一因で闇に転落するのも現代の企業です。

基本的にハラスメント加害者はそのまま企業に残り続ける傾向が多いか、上役の人にはいい顔してやり過ごすか、別の問題で辞職、解雇される場合が多いです。

 

ハラスメントは企業にとって人間に起こる癌細胞のように育って、様々な所に転移して、静かに体を蝕んで、放っておけば死にいたる思い病なのです。

 

当社の場合 “ 脳 “ にも当たる社長にも転移しているので時間の問題でしょう。末期癌です。

 

こんなのただの風邪だと甘く見ていて薬も飲まずにいて全然治らないから病院に行ったら癌だったっていうテレビのようなストーリーもよくあると思います。

 

ハラスメントも早い時期に対応して対策していれば会社を潰すほどの大事にはならなかったでしょうが、ハラスメントを放置して見ないふりしていると結果会社を潰すほどの重病になり得るというお話です。

私が辞める最終的な決定打になった内容に付いてでした。まだまだハラスメントに付いては語り尽くせないですが、今日は終わります。