翌日、ハルちゃんに連絡して話を聞いてもらった!ハルちゃんもビックリしてた。
そして次の日の午後に仙人にも誕生日とその後の話しを聞いてもらった。仙人は『そんなに大切にしてもらえないなら帰ってきなさい』ってまるでお父さんのように言った。『大切な人を大切に出来ないと離れていってしまうのよ』と言う言葉に涙が出てきた!
そこで川上さんに悲しかったことをLINEで伝えて荷物をキャリーに詰めて愛犬を連れて東京に向かった。
いつもだったら愛犬は6キロ近くありさらにキャリーといつものトートバッグを持って長距離は無理だと断念するところだけど
その時の私は出来ないことは何も考えなかった。
今までこの家に来てから私が思っていた違和感や大事にされてないという思いが溢れていた。
荷物は重かったけど必死で歩いて駅まで行った。そして電車の中で景色をずっと見ながら仙人とハルちゃんとイヤホンでしばらく話していた。
2人がいなかったら今も我慢しているだろうし体調ももっと悪くなっていただろう。
凄くドキドキしていた。
新幹線は初めてグリーン車に乗ってみた。
愛犬が少しでも窮屈にならないように…
それだけしか考えてなかった。
東京駅からはタクシーであんなの家に向かった。
急なことなのに受け入れてくれたことに感謝しかない。
あんなの家に着いたらホッとしたのと同時に自分がした事が悪いことのように思えて来た。
でも仙人とハルちゃんと電話で話した。
2人に寄り添って貰ってとても安心した。
この日、川上さんからの連絡は無かった。